なにしろウニが好きだ。甘く、豊かな海の香り、口いっぱいに広がる滋味。全てが素晴らしい。 ウニは地球上で一番美味しい生き物だと思う。2位は和牛。3位はアンコウ。そんなウニだが、高級なふりして実は回転寿司でも食べられる。2貫で105円だ。1貫52.5円の寿司にあのウニが、いや、ウニ様が乗ってらっしゃるのだ。 そんな事が許されて良いのか。105円だ。そんなウニが果たして美味いのか?今回は回転寿司8チェーンのウニを比べてみました。 (松本 圭司)
我が家では「なんちゃってカラスミ」なる物を時々作ります。見た目や味の感じが高級珍味として知られるカラスミに結構似ているのです。だから酒に凄く合います。そして、値段も安いのです。 今回は、そんな安くて高級珍味のようにうまい「なんちゃってカラスミ」の作り方を紹介します。 (馬場 吉成) 正解は右側 カラスミになんとなく似ているがカラスミではない「なんちゃってカラスミ」の作り方を説明する前に、本物のカラスミを見ていただきましょう。こちらです。
ちょっとしたレストランやバーなどに、まるごと骨付きの生ハムが珍しい形の台に乗せられておいてあるのを見たことはないだろうか。 そこからスライスしてお皿に盛りつけるのだ。 ふつう、生ハムというと薄切りのがちょこんとお皿にのっているものだから、もしあの骨付きのかたまりが家になんてあったら、ほぼ無尽蔵に生ハムを食べ続けられるんじゃないだろうか。 夢のようである。 憧れるなあ。 欲しいなあ。 買おうかな。 買っちゃった。 (工藤 考浩) あのハムが欲しいの 僕が最初にあの骨付き生ハムのかたまりを知ったのは、だいぶ前に見た何かのテレビ番組だ。 たしかクイズ番組だったと思うのだが、スペインからの出題で、生ハムに関する問題だった。 天井から吊された豚の足がずらりと並んだ製造工場をミステリーハンターが(そう、あの番組だったと思う)歩いているのを見て、大変驚いた。 あのペラペラの生ハムがこんな形だったとは。
数年前、ベトナム旅行に行って衝撃だったのは、 「ベトナム人は、半端なく、ハーブを食べる」 ことだった。 料理の中に、きざんで入っていたりするほかに、付け合わせで、わっさーと、香り高い葉っぱが、山盛りで出てきたりする。 コリアンダーにミント、ドクダミのほか、様々な種類のものが入っていて、匂いが立体的に、口の中に広がる。 ベトナム料理って、こんななの!? と驚いた。それまで日本で食べていたベトナム料理は、やさしい味だった。でも実は、インパクトが強い料理が、多いのだ。 日本でも、強烈なベトナムハーブが食べたいな、食べられないかなと、ずっと思っていたのだけれど…。 なんと、今年になってやっと、一般流通することになったんだそうだ。いえーい!日本初のベトナムハーブ一般販売を始める、『Farm Regalo(岐阜)』の伊藤譲さんと、ベトナムハーブに詳しく、ハーブをキッカケに伊藤さんと意気投合したという、
3年前に「美味しいラー油を作ろう」という記事を書いたが、最近世間では具入りラー油が大層流行っているのだという。僕もラー油好きなのでこういう盛り上がりは嬉しい。 しかしスーパーに行くと肝心のラー油が全然売られていない。あまりに人気が出すぎて生産が追いついていないようだ。まさかラー油がここまでの人気商品になるとは。 食べてみたいけど売って無くて困ったので自分で作る事にしました。 (松本 圭司) そう思ったのは、商品の棚にレシピが置いてあったから 桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」は実は1月頃にスーパーに行ったら普通にたくさん売られていたのでその時に買った。でもS&Bの「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」は。いつ行っても売り切れ状態だ。 僕が李錦記のラー油を推しても普通に買えたのに、ちょっとテレビで紹介されるとこの状態だ。やはりテレビは凄い。 そんなわけでスーパーに行くたびに棚をチェックして
油揚げを焼いて焼肉のタレをつけて食べて肉気分! という食べ方を聞いて試したことがある。 10年くらい前だろうか。かなり本気でお金を貯めていて食費を切り詰めていたのだ。 油揚げは安いスーパーの何枚か入って100円以下のもの。焼肉のタレも一番安いやつを選んだ。肉の味はしなかったけど、これはこれで美味しいわと思って食べた覚えがある。 でも、思ったのだ。そういうお金がかからないメニューも、かけようと思えばお金、かけられるよなあと。高い油揚げを使って高いタレにつければ下手すると安い肉より高価かもしれない。 節約メニューを高額食材で作って食べてみました。 (text by 古賀及子) セレブの冷やしトマトが大変だ 冷やしトマトがすごかったんだ。 おっと、いきなりすみません。今回の企画を思いついたのは、セレブの冷やしトマトを食べてのことだったのです。 友人が実家から送ってきたからといってくれた「スーパー
ロイヤルホストで今、期間限定でパンケーキ食べ放題をやっている。値段は500円。これに友人ら数名がなぜか異様な反応を示し、私も誘われたので行ってきた。 集まったのは、 「お前らパンケーキなんてガラじゃないだろ」 というルックスの男ばかり、5名。てっきり女の子も来るのかと思ってたのに…。 誘われたからにはとりあえず昼メシは抜いて行った。 そしたら、思わぬハングリー精神が芽生えてしまい、いつの間にか、ロイヤルホストに「すみませんでした!もうこのくらいでご勘弁を!」と言わしめてやろう、みたいな意気込みになっていた。最初はぜんぜんそんな気なかったのに。 (T・斎藤) ロイヤルホストなう ターゲットとなるかわいそうなロイヤルホストに着いたので、とりあえず「ロイヤルホストなう」とツイッターに書いてみた。 すると驚いたことに ロイヤルホスト公式とおぼしきアカウントから
「ライターさんでコラボ企画書きたい方いませんか!お題はめんつゆです!」という呼びかけがあって、僕は真っ先に名乗りを上げた。 めんつゆが好きなことにかけては、わりと僕は自信がある。めんつゆは日本の調味料界が生み出したひとつの頂点だと思う。中でも油物との相性が抜群だ。 今日はそのことを確かめるべく、「めんつゆフォンデュ」で当サイトの編集部&ライター陣と、お花見ピクニックしてきたことを書きたいと思う。 (text by 加藤まさゆき) この記事はヤマキ「めんつゆ研究所」の応援企画です。 (2010.6.26追記)このキャンペーンは終了しました。 めんつゆは油物に合う! めんつゆは油物にこそ合う、というのが僕の持論だ。 まあ持論というほどでもないが、麺につけてあっさり食べるイメージのめんつゆ、実は油物と組み合わさったときに、その本領を発揮する気がするのだ。 例えば天ぷらは天つゆ無しでは考えられ無い
個人のブログで、自分が作ったうまそうな料理を載せている人がいるが、ああいう他人の家庭料理を食べてみたいと思った。そのブログのレシピを再現したいという話ではなく、本人のつくったご飯を食べさせてほしいという話である。 プロの料理人によるブログだったら、その店にいって注文すればいいのだが、素人のブログだとそうはいかない。 そのブログをやっている方とどうにか友達になるというのが正攻法だとは思うのだがそれは面倒くさいので、真っ向から「ブログのご飯がおいしそうなので、食べさせてください!」とお願いしてみたら、結構食べられるのではないだろうか。 (玉置 豊) このブログの晩ごはんが食べたい おいしそうな料理ブログは多々あるが、まず私が狙っているのは、「あぶかも」というブログの晩ごはんである。 このブログは、私が自分のサイトのアクセスログを見ていて、サメの捌き方を書いたページにこのブログからリンクされてい
ソーセージはどんな店にもある。焼肉屋にもあるし、コンビニにもホテルの朝食にもある。そば屋のトッピングや回転寿司でも見たことがある。それが嬉しくてウインナー部というコーナーを作って更新している。 だけど専門の店を見たことがない。専門の販売店はあるが、その場で食べさせてくれる店がないのだ。 ソーセージを愛するものとしてはそういう夢みたいな店がないものかと思って検索していたら、昨年11月に恵比寿にできたという情報を得た。 いってきます! (林 雄司) メニュー1ページ全部ソーセージ お店の名前は「ソーセージスタイル 流行(はやり)」。 メニューにはチョリソー、ぶたの血のソーセージ、仔羊のソーセージ、韓国のソーセージ(スンデ)、中国のソーセージ(腸詰)、鶏レバーのソーセージなどがならぶ。 しかもソーセージはすべて自家製である。 本日のもりあわせも当然ソーセージ。
ヤマザキのランチパックがいつごろからか菓子パンコーナーで異様なほどの存在感を放っている。とにかく、種類が多い。 「ピーナッツ」や「タマゴ」といった定番は多々あるが、たとえば「りんごジャム&ホイップ」というような「○○&○○」的な商品になると、バリエーションが豊富すぎて把握しきれない。 均一なパッケージやパン自体のシンプルたたずまいとは裏腹な突き抜けたバリエーション展開には常々静かに興奮していたが、実際どれくらいの種類があるのだろう。 大阪と東京で、ランチパックの収集対決を試みた! (text by 古賀及子/尾張由晃 photo by 安藤昌教) 全部で51種類が発売中! どれくらい数があるんだろう? というクエスチョンに対して街を走り回って調査すべく、東京チームと大阪チームが激突する! というのが今回のテーマなわけだが、インターネットで調べたらあっさりと答えは出た。 なんと、全国で現在5
餃子が大好きだ。大好きなので、餃子屋を巡るだけという記事を過去に2回も書いてしまった(東京で美味しい餃子を食べ歩き、続) 。もっちりした皮、肉、しかも皮の中には脂たっぷりの肉汁! 餃子はなにが良いって、肉と炭水化物、脂という、当サイトの大好物三つが一口で食べられるのがいい。すばらしい。 そんな餃子愛を僕なりに表現してみました。 (松本 圭司) まずは皮と餡作り 餃子作りは簡単だ。小麦粉をぬるま湯でこねると皮の生地が出来る。小麦粉(薄力粉とか中力粉とかは適当で良い)300gに対してぬるま湯180mlくらい。で、適当にまとまるようにこねればいい。詳しくはアトサチってください(コチラ)。 餡も簡単。白菜とかニラを刻んで挽肉と混ぜれば良い。味付けに味覇でも入れればいっそう中華らしくなるので入れると良いけど、入れなくても美味しいのでどっちでもいいです。ニンニクはお好みで。今回は本場中国に思いをはせて
すぐに食べることができて安い、それが立ち食いそばだと思う。決して飛びぬけて美味しいわけではないけれど平均点の味がある。僕の中の「立ち食いそば」とはその程度の認識だった。 しかし、先日知り合ったフードカメラマンが「立ち食いそばをなめちゃいけない」と言った。べろべろに酔った深夜2時の新宿での発言だ。僕は「あ~そうなんですか」と話半分であいづちを打ったが、「え? そうなの」と不思議だった。 ということで、そのフードカメラマンに美味しい「立ち食いそば」に連れて行ってもらうことにした。 (地主 恵亮) 水道橋での待ち合わせ 11月の終わりの平日に水道橋でそのフードカメラマンの待ち合わせをした。水道橋は変わった雰囲気だ。近くに地方競馬の場外馬券場があるので、平日の昼間でもワンカップを持ったおじさんとネクタイを締めたサラリーマンが行きかっている。
僕は2ヶ月前に「30日間マクドナルド生活2」という企画を(趣味で)やっていたのだが、その最終イベントに参加してくれた読者の巽さんからデンマークのお土産をいただいた。 「とても美味しい飴を全種類買ってきました。マック生活終わったら食べて下さい!」と。 それはサルミアッキ味を含む、北欧の妙な飴だった。僕はその場では(企画のルール上)食べられなかったので「いやー、残念だなぁ、食べたいなぁ」などと言いながら他の参加者に配って嫌な顔をされたりしていた。 それから2ヶ月。年も明けた事だし食べてみる事にした。今回は、知られざるサルミアッキとその仲間たちに迫る。 (text by 松本 圭司) ■一部で有名、サルミアッキとは 北欧にはラクリス菓子というお菓子のジャンルがあり、国民的に人気があるらしい。ラクリス(リコリスとも言う)とは甘草の一種で、甘草の根で味付けをしているのがラクリス菓子だ。 今回僕がいた
ネーーバーーエンディング、カーーレーーー、あああ~、あああ~、あああ~。 ここ2週間ほど、私の家にはずっとカレーがあった。 鍋を2個しか所有してないので、ひとつをカレーに占領させている状態は、かなりきついものがあった。 でも、やってみたかったんだ。 「作ったカレーを食べきらないで、継ぎ足し継ぎ足し、食べてみたら、どうなっちゃうんだろう」かと。 何日間やろうとか、決めていなかった。ノープラン。 ただ、毎食食べるとか、無理はしないことにした。 普通に生活する中で、忙しい時などに、普通に残りカレーを食べ続ける生活…。 変化していくカレーを味わう生活…。 それは、どんなに素敵な日々なんだろうか、と想像していた。 あああ~、あああ~、あああ~…。 (大塚 幸代) いつもはカレーというと、自己流・手羽のチキンカレーを作るのだが、今回一発目はスタンダードに、にんじん、たまねぎ、じゃがいも、カレー用豚肉を
2007年の1月、岡山県備前市にある日生(ひなせ)というカキの名産地に、カキオコを食べにいった。カキオコとは、カキがドーンと入ったお好み焼きのことである。(記事参照) カキは冬の食べ物なので、シーズンを外すとカキオコは食べられないと思っていたのだが(冷凍のカキを出す店もありますが)、夏に旬を迎えるお好み焼きもあるらしい。 それはエビのお好み焼き、エビオコ。夏に食べるお好み焼きなので、「夏期(カキ)オコ」なのだ。さらに「カキ氷」と「お好み焼き」を一緒に頼んでも、略せば「カキ(氷)オコ(ノミヤキ)」。カキオコの三段活用である。 そんなダジャレを考えた方々と、お好み焼きを食べてきました。 (玉置 豊) 日生カキお好み焼き研究会と食べ歩く 日生の夏期オコを食べ歩くにあたり、一人でまわるのも心細い、というか食べきれないので、冬はカキオコ、夏はエビオコの普及活動をしている「日生カキお好み焼き研究会」の
今回もクライミング友達と食べ歩いてきたよ。右は前回も登場のKさん、左はナマコの記事などでも登場したHさん。毛沢東のシャツ着てるけど日本人だよ。 6月に書いて好評だった「東京で美味しい餃子を食べ歩き」から3ヶ月。また美味しい餃子を食べ歩いてきました。 今回もデイリーポータルZっぽくない直球なグルメレポートをお楽しみ下さい。 (松本 圭司) 新橋から出発、そして早くも想定外 まず最初は新橋の「玲玲」。土曜日の昼に待ち合わせをして向かってみると・・・シャッターが閉まってました。ありゃ、休み?ということで移動、移動、銀座へ移動。あとで調べたら11時半~の営業だったみたいです。左の写真を撮ったのは11時だったので、ちょっと早かったのかも。 しかして、銀座のお目当てのお店は大行列。行列くらい並べよ!と言う感じですが、3人とも行列に並ぶのが嫌いなのでスルー。八重洲の奉興楼を一軒目と定めたのであります。
友人のKさんは餃子が好きだ。餃子以外の大概の食べ物も好きだそうだが、中でも餃子が好きなのだという。どこかの街に用事があれば事前に餃子屋を調べて寄って食べてくるのだそうだ。餃子ハンター。 今回はそんな餃子ハンターの友人と一緒に六軒のお店を廻って餃子を食べてきた。その記録をご覧下さい。 (松本 圭司) では、先生よろしくおねがいします 今回のゲストは餃子先生のKさんです。Kさんはクライミングの師匠であり、かれこれ4年の付き合い。 松本(以下松)「よろしくお願いします」 Kさん「どもども」 松「最初のお店は西巣鴨の『華興』ですか」 Kさん「ここはナンジャタウン(※)の餃子スタジアムにも店を出してるんだけど、ナンジャタウンが出来てからずっと変わらず出店してるんだよ。人気があるからいつも行列。でも西巣鴨の来れば並ばず食べられるんだ」 松「それは楽しみだね」 ※・・・池袋のサンシャインシティにあるテー
最近は「B級グルメ」という呼び名も一般的になりました。山の手というよりは下町、料亭というよりは露店、まろやか熟成高級醤油というよりはソースベチャベチャ。デイリーでも「知られざるうまいもの」として総集編が組まれるほどの準レギュラー。ひな壇芸人としておなじみ、て感じですよ。 では自分にとってのB級グルメスポットというと‥競馬場!パドックから漂う青臭いニオイを嗅ぎながら、右手に赤ペン左手に天ぷら。雰囲気も含めて独特の空気があんだよなあ‥。B級というよりG(ギャンブル)級なグルメを何軒か巡ってきました。 (大坪ケムタ) G級というよりもう街だこりゃ 自分が一番Gなグルメを食していたのは20歳前後のころ。大学時代は競馬新聞同好会に入っていて、しかも京都の大学ということで京都競馬場も近い。当時は毎週とまではいわないまでも、ずいぶん競馬場まで通ったものです。ちなみに学生は馬券を買ってはいけません。
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