党首討論などで、安倍首相のすすめる経済政策「アベノミクス」を持ち上げたり、野党共闘を攻撃するなど、安倍政権の別動隊といえる存在が「新党改革」代表の荒井広幸参院議員です。どういう政党なのか―。 荒井氏は、もともと「郵政民営化」に反対して、自民党を離党し、2005年8月に、「新党日本」の結成に参加した人物です。 その後、民主党の離党者とともに「改革クラブ」を結成。離合集散が相次ぎ、ゼネコン汚職で有罪判決を受け、自民党を離党した中村喜四郎元建設相を加えるなど、政党助成法における政党要件の一つである「国会議員5人確保」に躍起となりました。 10年4月には、自民党を離党した舛添要一参院議員(当時)が合流、「新党改革」に党名変更しましたが、現在、所属国会議員は荒井氏のみです。 しかし、10年7月の参院選比例区で約117万2400票(2・01%)を獲得しており、16年7月までは、政党要件を満たしています
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