デンマークのコペンハーゲン港で、赤いペンキがかけられた人魚姫の像(1973年撮影)。(c)AFP/MINI WOLFF 【7月3日 AFP】デンマークのコペンハーゲン(Copenhagen)の墓地にある童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen)の墓など、複数の墓石に落書きがされているのが見つかった。現地警察が2日明らかにした。 警察によると、落書きは1日の夜間に書かれたとみられる。アンデルセンの墓は、若者たちが不法占拠していた「若者の家(Ungdomshuset)」が前年取り壊されたことへの抗議メッセージで埋め尽くされているという。 警察は前年3月、若者たちが25年間不法占拠してきた「若者の家」から若者たちを強制退去させたうえで取り壊した。これを機に、コペンハーゲンでは若者たちの暴動が発生した。 また同市は最近、この墓地を囲む壁の落書きを消