11月22日、オーストラリアのエバンズ移民・市民権相(写真)は、市民権取得テストでのクリケットの有名選手に関する質問は除外する方針を明かした。昨年12月撮影(2008年 ロイター/Stefan Postles) [シドニー 22日 ロイター] オーストラリアのクリス・エバンズ移民・市民権相は22日、市民権取得テストでの歴史や文化の部分を見直し、クリケットの有名選手に関する質問は除外するとの方針を明らかにした。 同移民相は、市民権取得テストに関して国内有識者7人による調査を行い、連邦与党・労働党が見直しを決定したと説明。テストは「一般知識クイズ」になるべきではないとしている。 市民権取得テストは、保守派として知られたジョン・ハワード前首相の下で導入され、同国の歴史や文化に関し意見の分かれる問題なども含まれていた。 エバンズ移民相によると、新たなテストはオーストラリア国民として果たすべき義務な