大阪府堺市内の女性会社員の自宅に火炎瓶を投げ込んだとして、堺署は24日、元交際相手で同市西区、建具店経営小玉一城被告(25)と、茨木市東奈良、無職千原達也被告(21)(いずれも建造物損壊、脅迫罪で起訴)を現住建造物等放火未遂容疑で逮捕した。 小玉被告は昨年12月に女性と別れ、支払った食事代などとして約200万円を要求したが、女性が応じなかったため闇サイトで「借金取り立て人」を募集。千原被告が応じ、仲間になったという。 発表によると、2人は共謀し、2月9日未明、ガソリンを入れた空き瓶(350ミリ・リットル)に火を付けて女性宅の玄関前に投げ込み、すだれを燃やした疑い。 小玉被告は千原被告に3万円を支払い、「子どもに危害を加える」などと書いたメモを女性宅に入れさせたり、女性の勤務先のシャッターに「金返せ」と落書きさせたりするなど嫌がらせを繰り返していたという。