【ワシントン大治朋子】米ニールセン・メディア・リサーチは28日、前夜に行われたオバマ米大統領の一般教書演説の世帯視聴率が、29.8%(4800万人)だったと発表した。就任2年目の初めての一般教書演説の視聴率としては、ブッシュ前大統領(02年1月)の33.6%(5177万人)、クリントン元大統領(94年1月)の32.9%(4580万人)にいずれも及ばなかった。 また、今回の視聴率は、オバマ大統領が就任した直後に米連邦議会で行われた演説(09年2月)の32.5%(5237万人)も下回った。 同社の集計によると、演説は全米11のテレビネットワークで放映された。テレビ局別では、オバマ大統領に批判的な報道姿勢で知られるFOXテレビで視聴した人が970万人と最も多かった。