高校生自宅に中傷、嫌がらせ ファミリーレストラン「サイゼリヤ」のピザ生地から有害物質メラミンが検出されたことをめぐり、県立高校3年の男子生徒が八千代市内の店舗に「ピザを食べた」とうそを言って代金をだまし取った問題で、生徒はこのことをインターネットの日記に書き込んだが、内容を知ったネット利用者らから、匿名掲示板や自宅への電話で多数のいやがらせを受けていた。 生徒が通う高校の教頭は25日、読売新聞の取材に「本校の生徒が騒動を起こし申し訳ない。本人は『こんなことになると思わなかった』と話すなど、かなり参った様子だ」と話した。 一方、サイゼリヤ側は、今回の詐取と似たケースがほかにも複数あったと説明したうえで、「もとはこちらが招いた問題。基本的にはお客様を信用し、対応していくしかない」と困惑気味。 ネット社会の闇の側面や、メラミン問題の波紋の広がりが、浮き彫りになった格好だ。 教頭によると、生徒は2