ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ(電子版)は26日、ドイツ自動車大手ダイムラーが金融危機による新車販売台数の急減に対応し、12月11日から約1カ月間、自動車生産を中止すると報じた。「クリスマス休暇」を前倒しする。 新車販売は欧州メーカー各社とも急減しており、今後、各社が大幅な人員削減に踏み込む可能性が出ている。 ダイムラーが23日発表した2008年7〜9月期の純利益は2億1300万ユーロ(約250億円)と、4〜6月期の6分の1以下に急落。ツェッチェ社長は「金融危機が経済危機に発展している」と指摘した。(共同)