城北信用金庫(東京)は26日、偽造キャッシュカードを使った不正な預金の引き出しによる被害が計41件、1672万円あったと発表した。荒川署に25日に連絡した。被害額は城北信金が全額補償する。 15日に電話で不正な残高照会があり、16−18日にセブン銀行や地方銀行の現金自動預払機(ATM)から引き出されていた。被害にあったのは一度もキャッシュカードをATMで利用していない顧客で、生年月日や電話番号を暗証番号にしていた。最大で200万円程度引き出されていた。27日から全顧客に対し、電話での残高照会サービスを停止する。