【1月29日 AFP】「デイジー」「ガートルード」「バターカップ」などの名前をつけてもらっている牛は、名前をつけてもらっていない牛よりも乳の出が良いとする研究結果が、28日の英学術誌「Anthrozoos」オンライン版に発表された。 英ニューカッスル大学(Newcastle University)の研究チームは、酪農家516人への聞き取り調査の結果をまとめたところ、名前をつけてもらっている牛では年間で最大500パイント(約284リットル)も多く乳を出していることが分かった。 研究を指揮したキャサリン・ダグラス(Catherine Douglas)氏は、「牛も人間同様、個人的な親しみを持って接してもらえればより幸せだし、リラックスもする。牛を名前で呼んだり、常にふれ合うなどして『個』を大切にすると、牛の幸福感は増し、人にもなれるばかりか、乳を良く出すようにもなる」と分析している。 ところで、