酢豚と一緒にジャムトースト? 変な給食、集めて本に2010年1月28日 あなたは酢豚とジャムトースト、豆腐のカレー煮とココア揚げパンを一緒に食べられますか――。首をかしげたくなる学校給食のメニューを集めた本「変な給食」を、東京都立川市幸町の管理栄養士、幕内秀夫さん(56)が出版した。今週は給食週間。「成長期の子どもが学校で何を食べているのか、関心を高めてほしい」と幕内さんは話す。 「粗食のすすめ」などの著作で知られる幕内さんは、自分の子どもが通う小学校の給食メニューに疑問をもったことがきっかけで、1998年に「学校給食と子どもの健康を考える会」を設立し、全国の給食情報を収集してきた。 幕内さんが定義する「変な給食」は、食べ合わせがミスマッチ▽砂糖と油を多く使った「お菓子給食」▽分量そのものが足りない「貧乏給食」など。「成人病の低年齢化といった健康問題につながるばかりか、子どもの味覚がおかし