東京都中央区保健所は25日、同区銀座6丁目の銀座眼科で視力矯正のレーシック手術を受けた639人のうち67人に、感染性角膜炎などの集団発生があったと発表した。同保健所が立ち入り調査した結果、医療器具の滅菌処理が不十分だったことなど、衛生管理の不徹底が原因として疑われているという。 同保健所によると、今のところ、67人が08年10月から今月23日にかけて発症、1人が入院したという。 同眼科は06年8月開設。レーシック手術は、角膜屈折矯正手術の一種で、角膜に特殊なレーザー光を当てて角膜の形を変えることで視力を回復させる。