[ベルリン 3日 ロイター] ドイツの男性受刑者が、女性受刑者のみに服役中の化粧品購入が認められているのは性差別に当たると訴えていた裁判で、原告に勝訴の判決が今週下された。 従来の規則では、自分で支払えば、女性受刑者だけが25ユーロ(約2960円)の化粧品を購入することができた。 カールスルーエ市の連邦憲法裁判所は、性差の既成概念によって不公平な待遇を正当化すべきでないとして、原告の訴えを認めた。 裁判所は判決の中で「男性よりも女性の方が化粧品に対する関心が高いとしても、生物学的に決定されたことではない」と説明した。
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