民主党の石井一副代表は2日、障害者団体向け割引制度を悪用した郵政不正事件で障害者団体「凜の会」(現在は解散)代表、倉沢邦夫容疑者が石井氏の名を借りて厚生労働省に圧力をかけたとされる問題について、同党の副代表会議で「全く関知していない」と関与を否定した。平野博文役員室長によると、石井氏は「倉沢氏は私設秘書だったが、その時どうやっていたかは知らない。私自身が厚労省に行ったとか、国会質問のやりとりをしたとか、全くあり得ない」と述べたという。
民主党の石井一副代表は2日、障害者団体向け割引制度を悪用した郵政不正事件で障害者団体「凜の会」(現在は解散)代表、倉沢邦夫容疑者が石井氏の名を借りて厚生労働省に圧力をかけたとされる問題について、同党の副代表会議で「全く関知していない」と関与を否定した。平野博文役員室長によると、石井氏は「倉沢氏は私設秘書だったが、その時どうやっていたかは知らない。私自身が厚労省に行ったとか、国会質問のやりとりをしたとか、全くあり得ない」と述べたという。
障害者団体向けの郵便割引制度が悪用された事件で、大阪地検特捜部に郵便法違反容疑で再逮捕されている自称・障害者団体「白山会」(東京)代表の倉沢邦夫容疑者(73)が04年春、白山会の前身団体「凛の会」への団体の証明書発行を求めて厚生労働省幹部と面会した際に、民主党副代表の石井一・参院議員の事務所関係者であることを告げた、と特捜部の調べに供述していることが関係者の話でわかった。 倉沢代表は石井議員の元私設秘書だったが、当時はすでに辞めていた。特捜部は、こうした依頼が不正な証明書の発行につながった可能性もあるとみて調べている。 倉沢代表が面会したとしている厚労省幹部は朝日新聞記者の取材に対し、「(倉沢代表の)名前も知らないし、凛の会関係者とは一度も会ったことがない。障害者団体の証明に関する用件ならば、担当者が対応することだ」と説明している。 石井議員の事務所によると、倉沢代表は83年ごろ、当
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