[カラカス 10日 ロイター] ベネズエラ政府は10日、健康に害を及ぼす可能性があるとして、米飲料大手コカ・コーラKO.Nに「コカ・コーラ ゼロ(コーク・ゼロ)」を回収するよう命じた。 マンティジャ保健相は、カロリーゼロの同飲料を「ベネズエラ人の健康を守るために」今後販売してはならないとし、店頭から撤去するよう命じた。しかし、どのような害を及ぼすかについては、説明はなかった。 「コーク・ゼロ」はベネズエラでは4月に発売されたばかり。メキシコに拠点を置くボトラーのコカ・コーラ・フェムサKOF.NKOFL.MXは、ベネズエラの低カロリー飲料市場で、同社のシェアを200%増加させる目標をたてていた。