タグ

ブックマーク / newsnews.exblog.jp (7)

  • カナリア諸島でのバナナ | ニュースの現場で考えること

    昨年10月からブログへの書き込みを中断していた。特段の理由はなく、単にサボりグセがついただけだったのだが。 この間の昨年12月、出張でスペイン領カナリア諸島に出かけた。アフリカ西海岸のモーリタニア沖に浮かぶ島々で、欧州の人々は冬になると、怒涛のように、「避寒」に訪れる。私は行ったことがないけれど、気候・はハワイに似ているらしい。このリゾート地の中心、グランカナリア島のラスパルマスは、かつて日の遠洋漁業の基地として栄え、最盛期には数千人の日人が住み、日人学校もあったらしい。いま、諸島に住む日人は180人足らずだ。 カナリア諸島はいま、アフリカからの移民が殺到することで知られている。昨年は一年間に約3万人。対岸の大陸から小船を出し、海流に乗って島に着く。スペインは移民政策が甘く、「スペインに行けば、不法入国であっても、やがて、滞在許可がもらえる」との話が広がり、移民(=不法入国者)が殺

    カナリア諸島でのバナナ | ニュースの現場で考えること
  • ネットが作るフラットな言論世界??? : ニュースの現場で考えること

    ロンドンで摘発された航空機同時テロ計画に関連して、この事件の詳細をニューヨーク・タイムズ紙が28日付けで報じた。ところが、同紙は、ウェッブ上の同じ記事について、英国内からはアクセスできないよう措置を取ったという。それと同時に、当日の新聞紙そのものについても、英国への配送を中止した。。。という話を、英メディアが伝えている。たとえば、ガーディアン紙の「New York Times blocks UK access to terror story 」の記事。 英国には、過度の事件報道は裁判に予断を与えるとして、場合によっては報道が法廷侮辱罪に問われることがあるらしい。ニューヨークタイムズ紙もそれを恐れて、弁護士の指導に基づいて、「閲覧禁止」措置を講じたのだと言う。副編集長は英メディアに問われ、「報道の自由も大事だが、法律は尊重せねばならない」と答えている。「恐れ」だけで「自粛」するのはどうかと思

    ネットが作るフラットな言論世界??? : ニュースの現場で考えること
    oguogu
    oguogu 2006/08/31
    NYTがイギリスをアク禁に
  • 極右政党が大躍進、英統一地方選 | ニュースの現場で考えること

    全体で4300議席のうちの「32議席」だから、大した比率ではない。でも、5議席だったものが27も増えて32議席になったのだから、「大躍進」には違いないと思う。5日に開票があった英統一地方選での「英国民党(BNP)」のことである。 英国民党は、いわゆる「極右政党」と言って差し支えないと思う。「EU統合には反対。イギリスはイギリスたれ」とか、「移民はもうたくさんだ!」とか、「イギリス人のカネを外国人や移民のために使うな」とか、簡単に言えばそういう主張を繰り返している。簡単に言えば、「排外主義」だ。で、そのBNPが、低所得者層や先に移民として移り住み、英国に定着している人たち等から最近、熱狂的な支持を受けているのだという。 今回の選挙では、ロンドンのBarking & Dagenham という区で、50議席中11議席を獲得した。ここは元々労働党の牙城だが、「労働党がすっかり中道・右傾化し、働く者

    極右政党が大躍進、英統一地方選 | ニュースの現場で考えること
  • 言論の自由と宅配制度をリンクさせるな | ニュースの現場で考えること

    公正取引委員会が新聞の特殊指定見直しを検討している。宅配制度が維持できるか、はたまた崩壊するかの分岐点だとみて、新聞各社は与党・政府などにここぞとばかりの猛アタックを繰り返している。共同通信の特集を見ていると、新聞労連もその輪に加わり、いわば労使一体の運動になったようだ。 規制に守られていた業界にとって、その規制存続は死活問題だ。1960年代の繊維業界から始まって、日では(もちろん諸外国も一緒)過去、各業種・各企業が「規制を存続させてください運動」「業界を守ってください運動」を繰り広げてきた。誤解を恐れずに言えば、新聞業界が「規制を続けてください、宅配制度を続けさせてください」と言い続けるのは、企業のリクツからすれば、当然のことだ。 むろん、賢い経営者は、「規制で守ってください」と嘆願する一方で、自社の経営体質改善を図り、来るべき自由化時代への備えを着々と進める。で、その備えが整った段階

    言論の自由と宅配制度をリンクさせるな | ニュースの現場で考えること
  • ニュースの現場で考えること「一人旅」について

    年末の雑用を種々片付けながら、メディア論を専攻する大学の先生から「読んでください」と渡されていたを見つけ、パラパラとめくっていた。「ジャーナリズムの情理-新聞人・青木彰の遺産」という1冊で、産経新聞社から出ている。「一昨年死去したマスコミ界の重鎮で筑波大学名誉教授・青木彰氏の仲間と弟子たちがジャーナリズム復権へ、思想や立場を超えてつづった」内容だが、私が一番引かれたのは、高知新聞の依光隆明社会部長さんが書かれた一文である。高知は私の郷里で、依光さんも既知の方ではあるが、このに収録された依光さんの文章は、やはり、「志」の塊みたいなところがある。 <「一人旅」の十五年―高知新聞の試み>という文章の中で、依光さんは1990年代の初頭から、高知新聞のスタンスは変わったのだと書いている。最初は高知県庁のカラ出張問題だったらしい。今では役所の不正経理は「常識」みたいになってしまったが、当時は今以上

    ニュースの現場で考えること「一人旅」について
  • 事件取材と弁護士 | ニュースの現場で考えること

    山川草一郎ジャーナルさんが「語り始めた弁護士」というエントリを書かれている。広島の幼女殺害事件で、ペルー人容疑者の弁護士が報道陣の取材に応じたことを前向きに評価する内容だ。 日の刑事司法制度下では、事件の容疑者に対する接触・接見は相当に制限されている。容疑者が起訴されて、「被告」になれば、最低でも国選弁護人が選ばれる。しかし、起訴前の段階では、弁護士が手弁当で駆けつける「当番弁護士」(ただし、普通は1回しか来ない)か、もしくはお金のある人は私選の弁護士を付けることが可能だ。つまり、刑事司法制度に疎い人やお金の無い人は、逮捕段階(=容疑者段階)では、弁護士なしに最長23日間(逮捕状の効力=2日間、検事拘留=1日間、10日間の拘留延長が2回)の取調べが続くのである。 山川さんも指摘されているが、こうした状況下では、「容疑者の言い分」を取材することは非常な困難を伴う。もちろん、外国の映像で目に

    事件取材と弁護士 | ニュースの現場で考えること
    oguogu
    oguogu 2005/12/06
    [弁護士]問題は弁護戦術だと考えるけど
  • ネット新聞社の記者クラブ加盟 北海道小樽市 | ニュースの現場で考えること

    前回のエントリ後、しばらく夏休みを取っていた。暑い東京を脱出して北海道へ舞い戻っていたが、1週間ぶりに東京に戻ると、いやはや、当に暑い。なんとかならないのか(ならないけど)、と叫びだしたくなるくらい暑い。 北海道に居る間、札幌に隣接する小樽に足を運んだ。小樽は私が記者生活を始めた街で、街の雰囲気も大好きなのだ。で、その小樽と記者クラブの話。こんなことが起きている。 <以下は小樽ジャーナルからの引用> 小樽ジャーナルが「記者クラブ」に正式加盟! サイトを運営する小樽ジャーナル社の『小樽ジャーナル Web OTARU』が、小樽市役所内にある「小樽市政記者クラブ」に正式加盟した。 新聞・放送・通信社など加盟13社でつくる「小樽市政記者クラブ」は、2003年12月5日に総会を開き、小樽ジャーナルの加盟について、様々な論点からの論議を経て、満場一致で承認した。これにより、小樽ジャーナルは、14番

    ネット新聞社の記者クラブ加盟 北海道小樽市 | ニュースの現場で考えること
    oguogu
    oguogu 2005/08/05
  • 1