昨年10月からブログへの書き込みを中断していた。特段の理由はなく、単にサボりグセがついただけだったのだが。 この間の昨年12月、出張でスペイン領カナリア諸島に出かけた。アフリカ西海岸のモーリタニア沖に浮かぶ島々で、欧州の人々は冬になると、怒涛のように、「避寒」に訪れる。私は行ったことがないけれど、気候・はハワイに似ているらしい。このリゾート地の中心、グランカナリア島のラスパルマスは、かつて日本の遠洋漁業の基地として栄え、最盛期には数千人の日本人が住み、日本人学校もあったらしい。いま、諸島に住む日本人は180人足らずだ。 カナリア諸島はいま、アフリカからの移民が殺到することで知られている。昨年は一年間に約3万人。対岸の大陸から小船を出し、海流に乗って島に着く。スペインは移民政策が甘く、「スペインに行けば、不法入国であっても、やがて、滞在許可がもらえる」との話が広がり、移民(=不法入国者)が殺
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