28歳にして、筑波大学助教を務め、世界から注目されている研究者。 2015年には、米the WTNが世界最先端の研究者を選ぶ「ワールド・テクノロジー・アワード」(ITハードウェア部門)で、日本人としてはノーベル賞の中村修二氏に続く2人目の受賞者として選ばれました。 月刊『文藝春秋』で「日本を元気にする逸材125人」に選出。 Eテレ『ニッポンのジレンマ』、TBS『サンデー・ジャポン』などでコメンテーターとしても活躍しています。 ――近著『これからの世界をつくる仲間たちへ』は、子どもを持つ親世代にも読んでほしいと書いていましたね。 落合 これから先の世界を考えると、未来を担う子どもたちに、親が見当違いの教育を与えているケースが多いんじゃないかと感じているからです。 親の世代も、自分たちの若い頃とは時代が違うということは分かっていると思います。 グローバル化とか、IT化という言葉がそうでしょう。