昨年5月21日、音楽活動をしていた女子大生・冨田真由さんが、東京・小金井市のライブハウス前で首や背中など20カ所以上をナイフで刺された事件。20日、東京地裁立川支部で初公判が開かれ、殺人未遂などの罪などに問われている岩埼友宏被告が起訴内容を認めた。 冒頭陳述で検察側は「事件の1週間前には、腕時計などのプレゼントを送り返してきたことなどについて、被害者を問いただし、相手にされなければ殺そうと考えた」とし、「事件当日『死ね』などとメモ紙に書いている」として、計画性と強固な殺意があったと指摘した。また、冨田さんの刺し傷が34カ所にも上り「体を丸めるように倒れている冨田さんの首や背中に狙いをつけ多数回刺し、『死ね、死ね、死ね』と繰り返した」と説明した。
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