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ブックマーク / www.persistent.org (9)

  • 1分じゃわからないUXをめぐる議論 | インタラクションとデザイン

    注)個人的にはもう少し整理して書きたいのですが、夜の勢いで書きました。 前回「1分でわかるUIUXをわかりやすく説明する写真とお話 」を書きました。 そして先日ごんざれふ の大坪さん(研究者の仲間)にブログで突っ込まれました。せっかくですのでブログの私もfacebookのコメントのところ(ブログトップページからでないと見られませんが)に書き込んだ内容をこちらのブログにも書いておくことにします。 透明なインタフェースという幻想 まあそれも一つの割り切り方と思うけど、なんだか変な気がする。「当の問題」は何かを見極めるのが大切だ、と説いているけど、「当の問題」か否かを決めるのはユーザの主観でしかないと思うんだけどね。 ATMで並ぶことを解決するには、、と問題を始めているがこれは「ユーザにとってATMは並ばず、素早く使いたいに違いない」という前提がある。これはどこから来たんだろうね? ユーザ

  • 1分でわかるUIとUXをわかりやすく説明する写真とお話 | インタラクションとデザイン

    ユーザインタフェース 使いやすいように、 わかりやすい画面に、 間違えにくいように、 美しい情報デザイン、 丁寧な説明。 すばらしいユーザインタフェースができた。 ユーザエクスペリエンス しかし、そのATMは少し時間がかかった。 結果的にお客さんは並ぶことが多くなった(気分を害す、イライラ)。 「お金を引き出す、預ける」という銀行の体験は悪くなってしまった。 解説(UIからUXが重要と言われようになった理由) この場合、良いユーザインタフェースを設計できたとしても、並んでしまうことを問題として扱わなくなる。ユーザインタフェースの設計としては、最高のATMを提供することはできるだろう。しかしユーザエクスペリエンスからみると、最高の預金・引出体験にはらない。つまり、最高のUIを提供しても、ユーザの問題を解決したことにならない。だから「ユーザの体験という視点からUIを設計していこうよ!」という流

  • 明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科で何が学べるか | インタラクションとデザイン

    前回、2013年4月より 明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科の専任講師として着任とお知らせしました。 新しい学部学科のため、「一体何をやるのかよくわからない」というお話もたまに目にします。というわけで、何が学べるのか、なぜ先端メディアサイエンス学科行くべきで、将来どうなるのか。ということを主に箇条書きで書いてみたいと思います。 (これはあくまで私が現在考えていることの一例です。入学してきた学生と共に「やりたいこと」「問題意識」を共有しながら、実際には進めます) 時代背景と要求 世界の「もの作りの方法」が、ソフトウェアとハードウェアの融合になり、むしろソフトウェアが重要になっている。 ソフトウェアが重要になったため、たとえば画面のデザインの「使いやすさ」や「美しさ」が重要になっている。 たとえばスマートフォンの画面設計は工学部を卒業すればできるものでもない。(教える学部は極め

    明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科で何が学べるか | インタラクションとデザイン
  • インタフェースデザインやインタラクションデザインがなぜ重要か? | インタラクションとデザイン

    はじめに 人が関わるものすべてにインタフェースがある。そして、インタフェースは人の行為をつくる。あるいは「行為に影響するように物の設計を考えることがインタフェースの設計」と言えるかもしれない。 行為は人の経験をつくる。連続する行為は活動つくり文化をつくる。だからインタフェースは重要である。人にとってこんなに質的で、文化にとっても重要な現象を、なぜもっと注目しないのだろうか。インタフェースに人類の未来があると言ってもいいほどだ。 この文章は、インタフェースやインタラクションだけにフォーカスし、その視点から、それがいかに重要であるかを記述する試みである。 *書いた後に思うことは、僕自身はインタフェースはコンピュータから外に向かっていて、コンピュータの中を操作すためのものじゃないこと。だからこんな発想になる。でもこれはユビキタスコンピューティングや実世界指向など一連の思想の流れの結果だとは思っ

  • インタラクション2011にて「smoon: 計らなくて済むスプーン」がインタラクティブ発表賞を受賞 | インタラクションとデザイン

    国内で最も規模の大きいインタフェース、インタラクションの会議「インタラクション2011」にて、提案した「smoon: 計らなくて済むスプーン」が参加者の投票の結果インタラクティブ発表賞を受賞しました。 smoonは、デジタルレシピのステップとそのときに必要な調味料や材料の量と連動しスプーン自体が変形することによって、ユーザが複雑な単位の意識や、計量という意識をまったくせずに調理を支援するシステムです。 「計る」は難しい 「計ること」の難しさを一切取り除こうというのが今回の提案です。レシピには、cc, グラム、カップ、さじ、など単位が複雑で、また計量のための道具も多種多様で、非常にわかりにくいものです。また、計量という行為も、ぴったりあわせようとすると、多すぎた少なすぎたなど、調整が必要であったり気を使う場面が多いものです。smoonはこういった煩わしい計量をユーザにはさせず、デジタルデータ

  • アイデアは間接努力でつくる。

    勝手に部屋は散らかるのに、勝手に仕事は片付かない。 これは重要なことだ。つまり、どちらも「自分でやっていることなのに」だ。 ここにユビキタスの質がある。そして、アイデアに出会うための戦略がある。 いつのまにか散らかっている机、部屋。私は、この「いつのまにか」の力を自分にプラスに働くようなシステムをつくりたいと考えてきた。たとえば、いつのまにか、「ある英単語」を覚えている。そういう世界だ。 Memoriumは眺めるインタフェースという提案をした。眺めるインタフェースというのは、持続的な情報提示が可能にする、生活のすきま時間を利用して情報を獲得していくインタフェースだ。 たとえば、メインタスクがある場合でも、それ以外の周辺の物を視野に入らないように遮断するような環境を作り出さない限り、周辺にあるほかの物が必然的に視野に入ってしまう。また、人間 はさまざまな原因(たとえば、水を飲む、トイレにい

  • 未来のアプリケーション | インタラクションとデザイン

    といったとき、何を想像するか。 最近の問題意識は、日も世界も「アプリケーション研究」の遅れ。 コンピュータを何と見立てるか。何なのか。どう使うものであるか。という定義に関して、新しい提案をあまり聞かない。 アランケイはコンピュータをメタメディアと言っていたけど、 (http://www.ijinden.com/_c_05/Alan_Curtis_Kay.html) メタメディアであることを知った上で、「これは○○で、こういう使い方をするんです」というような、魅力的な「定義」がすくない。 「こういう使い方をするんです」という話で、ちょっと面白いのはあるかもしれない。でも、そういうのはもういい。いま必要なのは、Whatのほうで、Howじゃない。インタフェースやインタラクションの研究者はHowをよく考えているけど、ぶっとんだWhatがあれば、徐々にHowもぶっとぶ。 では、HowじゃなくてWh

  • アイデアは誰でも持っている | インタラクションとデザイン

    春ごろから、少しこれまでを振り返り、自分がどういうスタイルで研究をしてきたかを「アイデアのつくりかた」というスライドにまとめて、5月の研究室の合宿と、7月の椎尾研、暦研、増井研、安村研合同合宿で、発表しました。なんと、思い返して書き綴ると、153枚くらいのスライドになった。今でもどんどん増えている。そして、これが意外と評判がよくて、増井さんにもほめられました。 と、こんな感じではじまります。導入は、アイデアは誰でも持っているとしてはじまります。では、いったいどうすればアイデアが実現するのか、約10年の経験を踏まえて語っています。 アイデアというと「アイデア自体」が重要とされることが多いと思いますが、私の経験からは、半分くらいは「アイデアを出すときのコミュニケーション」に問題がある。と感じました。 つまり、 「すっごいいいアイデアおもいついた!」 ↓ しゃべる ↓ だいたい否定される。 ↓

  • インタラクションとデザイン | 渡邊恵太のブログ

    ■開催概要 「IoT時代のインタラクションデザイン」 明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 渡邊恵太研究室 共同研究成果発表展 http://keita-lab.jp/exhibition/ 渡邊研究室で取り組んできた企業共同研究の成果発表展示および、渡邊研究室の研究活動の発表展示会。 主にIoTを中心にいずれも体験可能な動くプロトタイプを展示する。 ・日時 2018年3月15日(木)〜2018年3月17日(土)11:00〜19:00 ・場所 明治大学中野キャンパス 高層棟 6F クロスフィールドラウンジ 164-8525 東京都中野区中野4-21-1 ・アクセス JR中央線快速・総武線、東京メトロ東西線 中野駅 北口より徒歩約8分 ・主催 明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 渡邊恵太研究室 ■ 新しいを書きました.今度は共著ですが,消極性デザイン宣言という

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