宝塚歌劇雪組公演『ひかりふる路~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』の作曲家・フランク・ワイルドホーン氏と、脚本・演出を手掛ける演出家・生田大和に話を聞いた。今作の楽曲やコラボレーションの感触、雪組新トップコンビへの期待など、さまざまな話題が繰り広げられた。 おふたりのコラボレーションの始まりについて教えてください。 生田:当初、“全曲をお願いしたいが、無理ならせめて1曲、2曲でも……”と考えておりましたら、「全曲を書きたい」とおっしゃってくださり大変驚きました。そこからすべてが始まったという思いがあります。 ワイルドホーン:私はこれまで、ミュージカルでは必ず全曲を書いてきました。何曲か創ってハイと渡して作品から離れる、ということができないタイプです(笑)。自分の心に湧き上がるものや情熱をキャラクターの中に込め、それを曲に乗せていくと、やはり“全曲を書きたい、全曲を書かねば”と思いま
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