「国際的に活躍できる人材の育成」 この理念をどう実現したのでしょう 中嶋学長 特に目新しいことをしたわけではありません。むしろ最もオーソドックスなことをしたと思います。大学にとって一番大事なカリキュラム、つまりどのような授業をするかということに徹底してこだわりました。 すべての国立大学と公立大学は3分の2が法人化されましたが、設置形態が変わっても、大学の中身は変わっていないところが多い。大学自治、教授会自治を隠れ蓑にして既得権に安住している教員が大勢いるとカリキュラム改革はできません。この一番オーソドックスなことをいまだにできていない今の日本の大学は、その多くが深刻な事態にあるといっていいでしょう。 僕も長い間、国立大学(東京外国語大学)にいたので、日本の大学はこのままでよいのかという反省と強い危機感がありましたね。 そこで「世界を舞台に活躍できる人材の育成」を教学理念に掲げ、グローバル社
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