エメリッヒ監督はオープンゲイ 写真提供:アマナイメージズ[映画.com ニュース] ディザスター映画の巨匠ローランド・エメリッヒ監督の次回作が、米国における同性愛者の権利運動の転換点として知られる“ストーンウォールの反乱”を題材にした「ストーンウォール(Stonewall)」であることが分かった。主演俳優には、「戦火の馬」で脚光を浴びた英国の新鋭ジェレミー・アーバインが起用された。 ストーンウォールの反乱は1969年6月28日夜、米ニューヨークにあるゲイバー「ストーンウォール・イン」で行われた警察の手入れに対し、その場に居合わせた同性愛者たちが反抗し暴動に発展した事件。最終的に2000人以上の同性愛者と400人の警官が衝突したと言われており、10数人の逮捕者と多数の負傷者が出た。その後も数日にわたり、店の近辺で同性愛者と警察の小競り合いが続いた。この事件をきっかけに、米国における同性愛をめ