Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 イタリアのトレント大学などに所属する研究者らが発表した論文「The person-to-person transmission landscape of the gut and oral microbiomes」は、約1万の糞と唾液を採取し、世帯内外の個人間でどの程度細菌が広がるかを調査した研究報告である。 多くの細菌は芽胞を形成して空気中で生存することができるため、親密な関係でなくても家庭内で口腔内の細菌3分の1が同居人に伝染する結果を示した。 腸内や口腔内をはじめ、体内や体外に生息する何百種類もの微生物マイクロバイオーム(細菌やウイルス、真菌など)が健康に与える影響については、人類にと
殺しの腕はピカイチ、でも社会にはなかなか馴染めない...そんな二人が成長(したりしなかったり...?)する、楽しさ満載の青春エンターテイメント!!漫画から飛び出たような個性豊かなキャラクターたちが奏でるオフビートな笑いと本格アクション!!前作は、Filmarks初日満足度ランキング第1位、国内外の映画祭でも絶賛!!第2作目となる今作は、新キャラ登場、アクション、もちろんゆる~い日常も健在で前作よりパワーアップしたりしなかったり...?)でお届け!!監督と脚本は、前作で一躍大注目の監督となった阪元裕吾。アクション監督は、前作に引き続き、ジョン・ウー監督『マンハント』等で活躍し、『BADCITY』では監督も務める園村健介。ちさと役の高石あかりは、前作公開後、ドラマ「生き残った6人によると」や「わたしの幸せな結婚』を始め数々の映画やドラマに出演し、前作で初めて本格的に演技に挑戦したまひろ役の伊澤
ソ連軍機と空中戦を戦った自機のレプリカと共に写真に収まるR・ウィリアムズさん/From Royce Williams/Facebook 韓国・ソウル(CNN) ロイス・ウィリアムズ(97)さんは、まさに実在する「トップガン」だった。トム・クルーズが生まれる10年前のことだ。 1952年11月のある肌寒い日、ウィリアムズさんはソ連のジェット戦闘機4機を撃墜し伝説になったが、その事実は50年以上誰にも知られることがなかった。 元海軍飛行士として、ウィリアムズさんには今月20日の式典で海軍十字章が授与された。同軍で2番目の高位に当たる勲章だ。 以下、ウィリアムズさんがどれだけの功績によりこうした名誉を獲得するに至ったのかを見て行こう。 数でも性能でも劣勢 52年11月18日、ウィリアムズさんは米海軍のジェット戦闘機「F9Fパンサー」を操縦し、朝鮮戦争中の任務に従事していた。 発艦した空母「オリス
だが、今回はファッションや音楽の盗用だけでなく、日本人のアイデンティを盗用したと言える。加えてマジョリティ、わけてもグウェンのように人気と影響力を持つ人物の場合は、文化の盗用が経済搾取の側面も併せ持ってしまう。 「文化の盗用」とは何か 文化の盗用とは、 他人種/他民族、他国/他地域などの文化を当事者以外が真似、当事者の尊厳を傷付ける行為を指す。過去に日本で最も問題視された事例は、黒人音楽に憧れるミュージシャンが黒塗りで演奏した件。当人およびファンは「黒人音楽への敬意の念」と主張したが、黒塗りは黒人が侮蔑と受け取る行為ゆえに、現在の米国では絶対的なタブーとなっている。 また、文化の盗用は経済的な搾取にもなり得る。盗用する側は、音楽やファッションなど盗用した文化をビジネス化することによって時には莫大な収益を上げるが、盗用された側には一切の経済的還元が行われない。 ロック・バンド、ノー・ダウトの
米中に次ぎ世界第3位の日本の名目国内総生産(GDP)が、経済の長期停滞などを受けて早ければ2023年にもドイツに抜かれ、4位に転落する可能性が出てきた。近年の円安に伴うドルベースの経済規模の縮小に加え、「日本病」とも揶揄(やゆ)される低成長が経済をむしばんだ結果だ。専門家は企業の労働生産性や国際競争力を高める政策をテコ入れしなければ、遅くとも5年以内には抜かれる可能性が高いと警鐘を鳴らす。 経済規模の国際比較に用いられる名目GDPは、国内で生産された財・サービスの付加価値の総額だ。物価変動の影響を取り除いた実質GDPに比べて、より景気実感に近いとされる。 国際通貨基金(IMF)の経済見通しでは、22年の名目GDP(予測値)は3位の日本が4兆3006億ドル(約555兆円)なのに対し、4位のドイツは4兆311億ドルで、ドイツが約6・7%増えれば逆転することになる。 IMF予測では23~27年も
ヒーローからヴィランへ 前回触れた、破綻したクリプト交換所FTXの創業者サム・バンクマン・フリード(SBF)は、2022年12月12日、バハマ当局に逮捕された後、アメリカに送還され詐欺や資金洗浄など8つの罪で起訴された。年明け早々の2023年1月3日、SBFは罪状認否のためにニューヨーク南部地区連邦地方裁判所に現れ無罪を主張した。 とはいえ、FTX破綻劇の起点となったアラメダ・リサーチの元CEOのキャロライン・エリソンや、FTXの元CTOであるゲイリー・ワンらがすでに罪を認めているため、SBFの主張どおりで済むとは思いがたい。 もっとも、この事件は、2022年を通じて見られた一連の、シリコンバレー時代の陰りを示す出来事のひとつにすぎない。FTX事件と同じ時期、シリコンバレーでは、足下の世界的インフレの影響もあり、MetaやAppleなど、いわゆるBig-Tech各社の業績も振るわずレイオフ
映画『ノースマン 導かれし復讐者』ロバート・エガース監督が具現化した中世北欧のマチズモ。「復讐なんて人生の浪費…」 魔女を取り上げたゴシックホラー『ウィッチ』(15)、孤島の灯台が舞台のスリラー『ライトハウス』(19)と、時代ものでカルト的人気を博してきたロバート・エガース監督。長編第3作『ノースマン 導かれし復讐者』は、北欧に伝わる“アムレート伝説”にもとづいたヒロイックな復讐譚です。キャスティング、時代考証、脚本、シェイクスピア……細やかな創作背景について聞きます。 ──今作は10世紀初頭の北欧を舞台にした、若き王子アムレート(アレクサンダー・スカルスガルド)の復讐譚です。北欧の神話やアイスランドの英雄物語、ヴァイキング伝説をベースにしているそうですが、監督は当初それらにあまり興味なかったとか。 マッチョなステレオタイプや右翼のイメージがあって、興味が湧きませんでした。でも、妻と一緒に
魔女伝説を題材にした初監督作『ウィッチ』(2015年)で、『サンダンス映画祭』監督賞を受賞。極限状態に置かれた二人の灯台守の葛藤を描いた2作目『ライトハウス』(2019年)が『カンヌ国際映画祭』で絶賛されるなど、心の暗部に迫る物語と力強い映像で注目を集めてきたロバート・エガース監督。新作『ノースマン 導かれし復讐者』は、シェイクスピアの『ハムレット』に大きな影響を与えた北欧のアムレート伝説をベースにした壮絶な復讐譚だ。 舞台は10世紀の北欧。幼い王子、アムレートは、叔父のフィヨルニルによって目の前で父を殺され母を連れ去られる。逃げ延びてバイキングの戦士として逞しく成長した彼は、フィヨルニルに復讐を誓う。 主役のアムレートを演じるのは、スウェーデン出身のアレクサンダー・スカルスガルド。バイキング映画の製作を夢見ていた彼は、本作の完成に10年もの月日を費やした。そして、ニコール・キッドマン、ア
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く