『ドライブ・マイ・カー』をはじめ、数々の作品で国際的に高い評価を受ける濱口竜介監督(45)。これまでに米アカデミー賞と世界三大映画祭(カンヌ、ベルリン、ヴェネツィア)のすべてで受賞を果たした。日本人では黒澤明監督以来の快挙だ。作品の多くが低予算、少人数で制作され、キャスティングは演技経験を問わない。10人ほどのスタッフで作り、裏方の一人が主演を務めた新作は、ヴェネツィア国際映画祭で審査員グランプリに。なぜそんなことができるのか。異例ずくめともいえる独自のスタイルについて聞いた。(撮影:大河内禎/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 「どの賞も、受賞して驚いていますよ」と濱口竜介監督は飄々と言う。この数年の間に、国際的な映画賞を軒並み受賞した。 『ドライブ・マイ・カー』(2021)では、アカデミー賞の国際長編映画賞、カンヌ国際映画祭の脚本賞など4部門。『偶然と想像』(2021)でベ
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