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ブックマーク / www.webmysteries.jp (27)

  • 【『プレイバック』新訳版刊行記念公開!】田口俊樹×杉江松恋 レイモンド・チャンドラー『長い別れ』新訳版刊行記念対談[完全版]第二部 : Web東京創元社マガジン

    2024年05月17日17:00 by 東京創元社 【『プレイバック』新訳版刊行記念公開!】田口俊樹×杉江松恋 レイモンド・チャンドラー『長い別れ』新訳版刊行記念対談[完全版]第二部 カテゴリ海外ミステリ プレイバック (創元推理文庫) 【編集部より】 記事は2022年7月27日にジュンク堂書店池袋店で開催された、レイモンド・チャンドラー『長い別れ』(創元推理文庫)刊行記念対談の第二部(後半部分)です。第一部(前半部分)はWebマガジンでの公開に先立ち『紙魚の手帖』vol.7(2022年10月刊)に掲載されていますが、この第二部は邦初公開となります。どうぞお楽しみください。 ●第一部(前半部分)の記事はこちら ●『長い別れ』の構造[承前] 杉江松恋(以下、杉) この小説で僕が非常に好きなのは、マーロウがどこで何を考えているかは明確に書かれていなくても、じっくり読んでいくと後からなんと

    【『プレイバック』新訳版刊行記念公開!】田口俊樹×杉江松恋 レイモンド・チャンドラー『長い別れ』新訳版刊行記念対談[完全版]第二部 : Web東京創元社マガジン
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    okbc99 2024/05/20
  • 【『プレイバック』新訳版(創元推理文庫)刊行記念公開!】田口俊樹×杉江松恋 レイモンド・チャンドラー『長い別れ』新訳版刊行記念対談[完全版]第一部 : Web東京創元社マガジン

    2024年05月10日17:00 by 東京創元社 【『プレイバック』新訳版(創元推理文庫)刊行記念公開!】田口俊樹×杉江松恋 レイモンド・チャンドラー『長い別れ』新訳版刊行記念対談[完全版]第一部 カテゴリ海外ミステリ 長い別れ (創元推理文庫) 【編集部より】 2022年7月27日にジュンク堂書店池袋店で開催された、レイモンド・チャンドラー『長い別れ』(創元推理文庫)翻訳者の田口俊樹先生と解説を執筆された書評家の杉江松恋氏による対談。この対談を記事化したものを、このたびの『プレイバック』新訳版刊行を記念して公開します。『紙魚の手帖』vol.7(2022年10月刊)にて誌上掲載されたのは今回の第一部(前半部分)のみで、次回お届けする第二部(後半部分)は邦初公開となります。どうぞお楽しみください。 杉江松恋(以下、杉) 『長い別れ』はアメリカの作家レイモンド・チャンドラーの第六長編です

    【『プレイバック』新訳版(創元推理文庫)刊行記念公開!】田口俊樹×杉江松恋 レイモンド・チャンドラー『長い別れ』新訳版刊行記念対談[完全版]第一部 : Web東京創元社マガジン
  • 「深緑野分のにちにち読書」第十一回 : Web東京創元社マガジン

    2024年05月01日17:00 by 東京創元社 「深緑野分のにちにち読書」第十一回 カテゴリ小説・エッセイ・評論 目次【リンクをクリックするとその日付の日記に移動します】 ●2023年某日 『グッド・オーメンズ』 ●2023年12月某日 『ぼっち・ざ・ろっく!』 ●2024年1月某日 『夢みる宝石』シオドア・スタージョン ●2024年4月某日 『恐るべき緑』ベンハミン・ラバトゥッツ 前回の「にちにち読書」の更新日を見て戦慄(せんりつ)する。2023年3月。一年前じゃないか!! どこが「にちにち」なんだもはや「年々読書」だよ。一年に一回更新の読書日記のどこが日記なのよ。 というひとりツッコミ大会はこのあたりにしておいて、久々すぎる更新となりました。待っていて下さった方すみません(主に担当さん)……いや、2023年は当にぼろぼろからスタートし、引きこもりが極まり、新入りの「てんち」を迎

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    okbc99 2024/05/02
  • 待望の創元推理文庫版刊行! 丸山正樹『デフ・ヴォイス』 : Web東京創元社マガジン

    2024年02月21日17:05 by 東京創元社 待望の創元推理文庫版刊行! 丸山正樹『デフ・ヴォイス』 カテゴリ国内ミステリ デフ・ヴォイス (創元推理文庫) 念願の創元推理文庫版『デフ・ヴォイス』が刊行となりました。昨年末のドラマ放送、今月の完全手話付き放送もあり、原作ファン、ドラマファンから大きな話題を呼びました。ぜひ、続きも作っていただきたいと切に思っております。 『デフ・ヴォイス』との出合いは、ちょうど文春文庫版が刊行された時だと記憶しています。タイトルの「デフ」に惹かれて出先で購入したようです(編集部の自分の棚に某書店のカラフルなカバーがかかっています)。しばらく間が空いて『漂う子』(河出書房新社)が刊行された直後に、はじめて著者の丸山正樹さんにお目にかかりました。 ややダメ元でお願いした、『デフ・ヴォイス』のシリーズ化をご快諾いただき『龍の耳を君に』を刊行したのが2018

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    okbc99 2024/02/21
  • 米澤穂信〈小市民〉シリーズ最新刊『冬期限定ボンボンショコラ事件』発売日が4月30日(火)に決定! 本日より予約受付開始! : Web東京創元社マガジン

    2024年02月19日17:00 by 東京創元社 米澤穂信〈小市民〉シリーズ最新刊『冬期限定ボンボンショコラ事件』発売日が4月30日(火)に決定! 日より予約受付開始! カテゴリ 2024年7月より「小市民シリーズ」のタイトルでテレビアニメの放送がスタートする、米澤穂信の大人気ミステリ〈小市民〉シリーズ。 その最新刊である『冬期限定ボンボンショコラ事件』の公式発売日が、2024年4月30日(火)に正式決定しました(※地域によっては発売が前後いたします)。 そして、日より各オンライン書店および電子書籍販売サイトで『冬期限定ボンボンショコラ事件』の予約受付を開始しました! ※店舗によっては予約開始日時が前後する場合があります。 ※書店店頭でのご注文に関しては各書店に直接お問い合わせください。 【書誌情報】 書名:『冬期限定ボンボンショコラ事件』 著者名:米澤穂信(よねざわ・ほのぶ) 叢書

    米澤穂信〈小市民〉シリーズ最新刊『冬期限定ボンボンショコラ事件』発売日が4月30日(火)に決定! 本日より予約受付開始! : Web東京創元社マガジン
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    okbc99 2024/02/19
  • 川出正樹『ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション 戦後翻訳ミステリ叢書探訪』まえがきにかえて[全文] : Web東京創元社マガジン

    2023年12月06日17:00 by 東京創元社 川出正樹『ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション 戦後翻訳ミステリ叢書探訪』まえがきにかえて[全文] カテゴリその他海外ミステリ ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション: 戦後翻訳ミステリ叢書探訪 (キイ・ライブラリー) まえがきにかえて 川出正樹 赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、赤紫、深緑、群青、朽葉、ピンク、ラベンダー、カーキ、グレー、ターコイズブルー。 それはまさに色の洪水だった。ずらりと並んだ一枚一枚異なる色合いの美しい背表紙が作り出した横に長いモザイク画。そんなきらびやかな背景とは裏腹に、その上では禍々しい中ゴシックの文字が躍っていた。“墓場”、“棺”、“死体”、“血”、“闇”、“悪夢”そして “殺人”。 子供部屋に設えられた床から天井まである巨大な書架の一番下の棚に整列した“それ”は、二段ベッドの下段に横たわるとま

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    okbc99 2023/12/06
  • ペレ追悼――『ワールドカップ殺人事件』をご存じですか? : Web東京創元社マガジン

    2023年02月02日17:00 by 東京創元社 ペレ追悼――『ワールドカップ殺人事件』をご存じですか? カテゴリ海外ミステリ 昨年12月29日、「サッカーの王様」「サッカーの神様」と呼ばれたペレが亡くなりました。享年82。12月に開催されていたワールドカップカタール大会を見届けての旅立ちでした。12月10日の準々決勝のクロアチア戦でネイマールが得点し、ブラジル代表歴代1位タイ(77得点)となったときは、ペレの記録に並んだと世界的なニュースになりました(ちなみにペレは91試合77得点、ネイマールは124試合77得点)。細かな偉業に関しては、サッカー専門誌やサイトの追悼記事を参考にしていただきたいですが、ペレによって、背番号「10」がサッカーにおけるエースナンバーになり、あまりにペレを止めるためのラフプレーが多くなったことで「イエローカード(警告)/レッドカード(退場)」がルールとして登

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    okbc99 2023/02/03
  • 「日本のクリスティ」仁木悦子は優れたハードボイルド作家でもあった! 〈日本ハードボイルド全集〉『冷えきった街/緋の記憶』 : Web東京創元社マガジン

    2022年04月19日17:00 by 東京創元社 「日のクリスティ」仁木悦子は優れたハードボイルド作家でもあった! 〈日ハードボイルド全集〉『冷えきった街/緋の記憶』 カテゴリ国内ミステリ 創元推理文庫では2021年4月から、〈日ハードボイルド全集〉全7巻を刊行開始しました。 日におけるハードボイルドの歴史――特にその草創期において重要な役割を果たした6人の作家をひとり1冊にまとめ、最終巻となる第7巻は1作家1編を選んだ傑作集とする――全集は、そんなコンセプトからなる文庫内叢書です。収録される作家および作品選定を務めるのは北上次郎、日下三蔵、杉江松恋の書評家三氏。お三方のうちひとりが各巻の責任編集となり、残るふたりがそれをサポートするかたちでの、鉄壁の布陣となります。 第5回配として日4月19日に発売となった第4巻『冷えきった街/緋の記憶』でまとめられたのは仁木悦子。責任編

    「日本のクリスティ」仁木悦子は優れたハードボイルド作家でもあった! 〈日本ハードボイルド全集〉『冷えきった街/緋の記憶』 : Web東京創元社マガジン
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    okbc99 2022/04/20
  • ある詩人への哀歌――ここだけの『ある詩人への挽歌』訳者あとがき 高沢治 : Web東京創元社マガジン

    2021年12月02日17:00 by 東京創元社 ある詩人への哀歌――ここだけの『ある詩人への挽歌』訳者あとがき 高沢治 カテゴリ海外ミステリ ある詩人への挽歌 (創元推理文庫 M イ) (※真相に触れている箇所があります。文未読の方は御注意ください。) 「高沢さん、イネスを訳してみませんか?」編集のIさんから電話があったとき、「イネスって、マイケル・イネスですか、新格派の?」と答えるだけの知識は僕にもありました。と言うか、知識はそれが精一杯。『貴婦人として死す』の翻訳が終わり、次作品の翻訳依頼を心待ちにしているときです。因みにスコットランド独立住民投票があってから二年ほどあと。「新格派」と口にしておきながら「イギリス新格派」で親しく読んでいるのは、マージェリー・アリンガムくらいで、創元推理文庫にイネスの作品がほとんどないこともあって、僕にとってイネスは名のみ高い縁遠い存在でした

    ある詩人への哀歌――ここだけの『ある詩人への挽歌』訳者あとがき 高沢治 : Web東京創元社マガジン
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    okbc99 2021/12/08
  • マイケル・イネス『ある詩人への挽歌』読書案内 : Web東京創元社マガジン

    2021年12月07日17:00 by 東京創元社 マイケル・イネス『ある詩人への挽歌』読書案内 カテゴリ海外ミステリ ある詩人への挽歌 (創元推理文庫 M イ 1-2) 探偵小説がお好きな方の必読リストに載っている、その一書が『ある詩人への挽歌』ではないでしょうか。その概念は江戸川乱歩由来だと思われます。 書の解説で若島正さんが乱歩の評に関して、「イネスという作家の存在を知らしめた」功と「初めの部分がさっぱりわからなかったという乱歩の述懐が独り歩きして、難解な作品というイメージを作ってしまった」罪、相半ばすると述べておられます。 まさしく。 「初め三分の一ほどが古いスコットランド方言丸出しの記録で、普通の字引に無い言葉が多く、殆んど理解し得なかった」という乱歩の言は、もちろん原書で読んだからです。 インターネットを駆使できる現代にあってもスコットランド方言には手を焼くでしょうが、そのへ

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    okbc99 2021/12/08
  • 牧眞司/『銀河帝国の興亡1 風雲編』(アイザック・アシモフ/鍛治靖子訳)解説[前半] : Web東京創元社マガジン

    2021年08月31日17:00 by 東京創元社 牧眞司/『銀河帝国の興亡1 風雲編』(アイザック・アシモフ/鍛治靖子訳)解説[前半] カテゴリSF 銀河帝国の興亡(1)【新訳版】: 風雲編 (創元SF文庫 ア) 時代を超えてSF読者の支持を集める  《銀河帝国の興亡》三部作の開幕編 牧眞司 Shinji MAKI 書『銀河帝国の興亡1』は、アイザック・アシモフの代表作《銀河帝国の興亡》三部作(ファウンデーション・トリロジー)の第一冊目Foundation(1951)の全訳である。 この三部作は、文庫では厚木淳訳『銀河帝国の興亡』1~3(初版一九六八~七〇年)として半世紀余にわたるロングセラーになっていたが、デイヴィッド・S・ゴイヤー製作・脚による実写ドラマ化を期に、鍛治靖子さんに新訳を起こしていただいた。いまの時代にあった瑞々しい言葉によって、この名作を堪能いただきたい。 まず、

    牧眞司/『銀河帝国の興亡1 風雲編』(アイザック・アシモフ/鍛治靖子訳)解説[前半] : Web東京創元社マガジン
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    okbc99 2021/09/01
  • ブッカー賞作家の描くイングランドのレプリカ――そこに行けばイングランドのすべてがそろっている! ジュリアン・バーンズ/古草秀子訳『イングランド・イングランド』 : Web東京創元社マガジン

    2021年05月27日17:00 by 東京創元社 ブッカー賞作家の描くイングランドのレプリカ――そこに行けばイングランドのすべてがそろっている! ジュリアン・バーンズ/古草秀子訳『イングランド・イングランド』 カテゴリ一般文芸 ジュリアン・バーンズ/古草秀子訳『イングランド・イングランド』 イングランド・イングランド (創元ライブラリ L ハ 3-1) サー・ジャック・ピットマン、企業家にして革新者、アイデアマン、芸術の擁護者、スラム街の復興者、政財界の大物と肩を並べながらも、腕まくりして手を汚すことをけっして厭わない。愚か者や身のほど知らずは容赦しないが、思いやりは海より深く、つねに変化を求め、野心的で、持ち前のエネルギーで驚嘆させ、並外れた魅力で幻惑する人物。 その彼が考えたこととは…… それは……偉大な歴史と偉大な知恵の集積を備えた古い国家、イングランドの高い市場性を活かそうという

    ブッカー賞作家の描くイングランドのレプリカ――そこに行けばイングランドのすべてがそろっている! ジュリアン・バーンズ/古草秀子訳『イングランド・イングランド』 : Web東京創元社マガジン
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    okbc99 2021/05/27
  • 【特別掲載】〈ルピナス探偵団〉のみんなが帰ってきた―― 『ルピナス探偵団の情熱』第一話「ハミルトンの汀」その1 : Web東京創元社マガジン

    2019年10月24日17:00 by 東京創元社 【特別掲載】〈ルピナス探偵団〉のみんなが帰ってきた―― 『ルピナス探偵団の情熱』第一話「ハミルトンの汀」その1 カテゴリ国内ミステリ ようやっと『ルピナス探偵団の情熱』を発信できる運びとなりました。長年諦めることなくお待ちくださった皆さんに、心より感謝申し上げます。『当惑』『憂愁』とは一味違う構成にて、彩子、キリエ、摩耶、そして祀島くんの登場まではしばしお待ちいただくかたちですが、代わりに“あの人物”が早々に登場します。やがて皆さんはこの物語が、“あの物語”のあの時点から始まっていることにお気付きになるでしょう。ご期待のうえ、ごゆるりとお楽しみください。――津原泰水 【バナーをクリックして読む】 編集部より〈ルピナス探偵団〉のみんなが帰ってきた——『ルピナス探偵団の情熱』第一話「ハミルトンの汀」 20世紀末の吉祥寺。私立ルピナス学園高等部

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    okbc99 2019/10/24
  • 短編ミステリ読みかえ史【第124回】小森収 : Web東京創元社マガジン

    2019年07月01日17:00 by 東京創元社 短編ミステリ読みかえ史【第124回】小森収 カテゴリ小説・エッセイ・評論海外ミステリ マージェリイ・フィン・ブラウンの「リガの森では、けものはひときわ荒々しい」は、『エドガー賞全集』で初めて邦訳され、たぶん、その後、どのような形でも活字になっていないはずです。著者の正体も不明のままで、長編の邦訳が一冊あるようですが、内容は分からず、私もそれを目にしたことがありません。エドガーを受賞した直後に、小鷹信光が「パパイラスの舟」の1回分をさいて(バルティック海の幻想の船旅=ミステリマガジン71年9月号)、詳しく内容を紹介したことがありました。そのおりも、わけの分からない小説として終始していて、短編を読むというよりは、格闘するさまといった感じの文章になっていました。『エドガー賞全集』の解説でも「結局どうしても私の波長にはあわなかった作品」としていま

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    okbc99 2019/07/01
  • 21世紀の『そして誰もいなくなった』登場。第26回鮎川哲也賞受賞作、待望の文庫化! 市川憂人『ジェリーフィッシュは凍らない』 : Web東京創元社マガジン

    2019年06月17日17:00 by 東京創元社 21世紀の『そして誰もいなくなった』登場。第26回鮎川哲也賞受賞作、待望の文庫化! 市川憂人『ジェリーフィッシュは凍らない』 カテゴリ国内ミステリ 近年、多くの方にご注目いただいている鮎川哲也賞。少年少女の淡い心模様が描かれ、爽やかな読み心地で好評を博した、川澄浩平さん『探偵は教室にいない』(第28回受賞作)。前代未聞の設定と奇想で、ミステリ界に革命を起こした、今村昌弘さん『屍人荘の殺人』(第27回受賞作)。 そしてこの度、それらの作品に先駆けて刊行され「21世紀の『そして誰もいなくなった』」として話題を呼んだ、第26回受賞作の市川憂人さん『ジェリーフィッシュは凍らない』が、文庫化されます! ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫) [文庫] 舞台は、現実世界と良く似たパラレルワールド(1983年の、アメリカに似たU国)。その世界が

    21世紀の『そして誰もいなくなった』登場。第26回鮎川哲也賞受賞作、待望の文庫化! 市川憂人『ジェリーフィッシュは凍らない』 : Web東京創元社マガジン
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    okbc99 2019/06/18
  • 金原瑞人/ジョーン・リンジー『ピクニック・アット・ハンギングロック』解説(全文) : Web東京創元社マガジン

    2018年12月25日17:00 by 東京創元社 金原瑞人/ジョーン・リンジー『ピクニック・アット・ハンギングロック』解説(全文) カテゴリ海外ミステリ 日で一九八六年に劇場公開された『ピクニックat ハンギングロック』は、当時、新聞、雑誌、その他いろんなところで評判になり、「究極のカルト映画」とも呼ばれ、いまでもマニアの間で人気がある。たしかに、この映画は監督、ピーター・ウィアーが一躍、世界的な注目を集めるきっかけになったのだが、製作は七五年、つまり、日で公開されたのはその十一年後だ。そのとき、日ではすでにウィアー監督による、『誓い』が八二年に、『危険な年』が八四年に、そして『刑事ジョン・ブック/目撃者』が八五年に公開されている。 この流れからみると、あの大ヒット作『刑事ジョン・ブック』があったおかげで、日でも『ピクニックat ハンギングロック』が公開の運びになったと考えるのが

    金原瑞人/ジョーン・リンジー『ピクニック・アット・ハンギングロック』解説(全文) : Web東京創元社マガジン
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    okbc99 2018/12/25
    “「リンジーの元々の前書きの最後には『作者は子どもの頃から、マセドン山とハンギングロックのことはよく知っていて、この物語は間違いなく事実です』と書かれていたのだが、この一文が削除されている」”
  • Webミステリーズ! : 祝!『そしてミランダを殺す』が年末ミステリ・ランキング各種で第2位にランクイン! みなさまありがとうございますの御礼

    2018年12月11日17:00 by 東京創元社 祝!『そしてミランダを殺す』が年末ミステリ・ランキング各種で第2位にランクイン! みなさまありがとうございますの御礼 カテゴリ海外ミステリ こんにちは。このたび、ピーター・スワンソン『そしてミランダを殺す』が各種ミステリ・ランキングで高順位にランクインいたしました。たいへんうれしい結果となり、担当編集者でありますわたくし翻訳ミステリ班Sは、めちゃめちゃ喜んでおります! 見てください、この結果を!! *第2位 『このミステリーがすごい! 2019年版』海外編 *第2位 〈週刊文春〉2018年ミステリーベスト10 海外部門 *第2位 「ミステリが読みたい!2019年版」海外篇(『ハヤカワ・ミステリマガジン』2019年1月号) うう、すごい結果になり感無量でございます。今までこの作品を読んでくださったみなさま、そして今回ランキングに投票してくだ

    Webミステリーズ! : 祝!『そしてミランダを殺す』が年末ミステリ・ランキング各種で第2位にランクイン! みなさまありがとうございますの御礼
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    okbc99 2018/12/13
  • Webミステリーズ! : 年末ミステリ・ランキングすべてで1位! アンソニ-・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』

    2018年12月11日17:00 by 東京創元社 年末ミステリ・ランキングすべてで1位! アンソニ-・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』 カテゴリ海外ミステリ みなさまこんにちは。『カササギ殺人事件』の担当編集者TKです。2018年9月の刊行以来ご高評をいただいていました『カササギ殺人事件』が、上記の年末ミステリランキングすべてで1位に選出されました。ご投票くださった方々、お読み下さった方々に、厚く御礼を申し上げます。 個人的に特に思い入れのあるフーダニットの格ミステリですべてのランキングの1位に選んでいただけて、喜びを噛みしめています。 著者アンソニー・ホロヴィッツは、『刑事フォイル』『バーナビー警部』などの脚を手がけたほか、コナン・ドイル財団公認のシャーロック・ホームズ・シリーズ新作『シャーロック・ホームズ 絹の家』や、イアン・フレミング財団公認の007シリーズ新作『007 逆襲の

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    okbc99 2018/12/13
  • 古屋美登里/『堆塵館』に至るまで エドワード・ケアリー『堆塵館』訳者あとがき : Web東京創元社マガジン

    2016年09月05日16:12 by 東京創元社 古屋美登里/『堆塵館』に至るまで エドワード・ケアリー『堆塵館』訳者あとがき カテゴリファンタジイ・ホラー 『堆塵館』に至るまで 古屋美登里 midori FURUYA 『堆塵館』に至るまで ついに、ようやく、とうとう……というのが、書『堆塵館』の原書HEAP HOUSEを手にしたときに真っ先に浮かんだ言葉だった。鶴首して待つ、という言い方があるが、こちらはほとんど「ろくろ首」状態になっていた。 エドワード・ケアリーの鮮烈なデビュー作OBSERVATORY MANSIONS(邦題『望楼館追想』)」が刊行されたのは二〇〇〇年のことだった。これは、共同住宅になった広大な館で、互いに干渉せずに暮らす七人の大人が、新たな住人の登場によって戸惑いながらも変化を余儀なくされていく様子を描いた作品である。「ぼくは白い手袋をはめていた。両親と暮らしてい

    古屋美登里/『堆塵館』に至るまで エドワード・ケアリー『堆塵館』訳者あとがき : Web東京創元社マガジン
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    okbc99 2016/10/10
  • 渡邊利道/ラヴィ・ティドハー『完璧な夏の日』(茂木健 訳)解説(部分)[2015年2月]|Science Fiction|Webミステリーズ!

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    okbc99 2015/03/03