ブックマーク / globalhead.hatenadiary.com (18)

  • 水利権を巡り暴力と死の横行する暗澹たる未来を描いたSFノワール『神の水』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■神の水 / パオロ・バチガルピ ■『ねじまき少女』パオロ・バチガルピの最新長編SF作品 近未来アメリカ、地球温暖化による慢性的な水不足が続くなか、巨大な環境完全都市に閉じこもる一部の富裕層が、命に直結する水供給をコントロールし、人々の生活をも支配していた。米西部では最後のライフラインとなったコロラド川の水利権をめぐって、ネバダ、アリゾナ、カリフォルニアといった諸州の対立が激化、一触即発の状態にあった。敏腕水工作員(ウォーターナイフ)のアンヘルは、ラスベガスの有力者であるケースの命を受け、水利権をめぐる闇へと足を踏み入れていく……。『ねじまき少女』で化石燃料の枯渇した世界を描いた作者が、水資源の未来を迫真の筆致で描く傑作。 化けた。傑作SF小説『ねじまき少女』を書いたパオロ・バチガルピがさらにとんでもない領域へと大化けした。 『ねじまき少女』(レビュー)は地球環境悪化とテクノロジーの暴走に

    水利権を巡り暴力と死の横行する暗澹たる未来を描いたSFノワール『神の水』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    okemos
    okemos 2015/11/09
    バチガルピは、バチガルピのせいじゃないけど、「ねじまき少女」の訳が誤訳まみれだったものでここんとこ読む気が失せてたんだけど、読んでみますか。 #sfjpn
  • 辺境の地を訪れた男女を襲う暴力の恐怖〜映画『NH10』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■NH10 (監督:ナヴディープ・シン 2015年インド映画) 「NH10」とはインドの国道10号線(National Highway 10)を指し、それはデリーから始まりインド北部パキスタン国境近くのパンジャーブ州ファジルカまで続く403キロの道路である。映画『NH10』は旅行に出掛けていたカップルがこの国道10号線で出遭った恐ろしい出来事を描くサスペンス・スリラーだ。主演は映画『pk』への出演で今乗りに乗っているアヌシュカー・シャルマー、共演はニール・ブーパラム。 《物語》都会で暮らすミーラー(アヌシュカー・シャルマー)とアルジュン(ニール・ブーパラム)の夫婦は休暇を利用して車の旅に出ていた。彼らは途中立ち寄った堂で若いカップルが男たちに暴行を受け車で連れ去られるのを目撃する。止めに入ろうとして殴打されたアルジュンは腹の虫が収まらず、ミーラーの制止も聞かずに男たちの車を尾行する。そし

    辺境の地を訪れた男女を襲う暴力の恐怖〜映画『NH10』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    okemos
    okemos 2015/05/29
  • 今年面白かったインド映画10選+1 (2013年公開作まで) - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    今年は自分にとって「インド映画元年」ともいえるようなインド映画にはまりまくった1年でした。当に衝撃的な出会いでしたね。詳しくはここのエントリーで書きましたが、もうほとんど毎日、朝から晩までインド映画を観ていましたよ。この間ざっと観た数を数えたら、100に迫る勢いでした。そしてそのどれもが面白く、また興味深い作品だったんです。しかしそれでも、まだまだ観るべき作品を観ていないような気がしてならず、まだまだ知識が浅いものであるように思えて、インド映画探訪の旅はどうにも終わりが見えません。 そんな今年観たインド映画の中から、心に残った10作を選ぼうと思いましたが、並べてみると新しい作品、分かり易い作品が多くなりました。この辺はにわかインド映画ファンの選びそうな作品ということで生暖かく傍観してあげてください。また、「あれが入ってない」「100観てこの程度か」「ヒット作ばっかりじゃん」等の意見

    今年面白かったインド映画10選+1 (2013年公開作まで) - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
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    okemos 2014/12/29
  • インド70年の熾烈な黒社会抗争を5時間にわたって描く大長編映画『Gangs of Wasseypur』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■Gangs of Wasseypur (監督:アヌラーグ・カシュヤプ 2012年インド映画) インド映画も割と数をこなしてきたので、この辺でデカいことをやってみようと思ったのである。デカいこと。それはオレがデカいガネーシャ像を購入しさらにもうもうとお香を焚きつめ自らの部屋をインドなテイスト満載にすることであろうか。デカいこと。それは金ピカのインドルックを身に纏いインド映画上映中のマサラナイトに降臨しマハラジャの如く振る舞い鬼神の如く踊り狂うということであろうか。デカいこと。それはインド料理屋に乗り込んでベジタリアン・ノンベジタリアン分け隔てなくスパイスたっぷりのカレーを山のように注文しわんこそばの如く次から次へと飲み干しつつ(注:カレーは飲み物です)さらにうずたかく積まれたもちもちのナンを親の仇の如く貪りうということであろうか。いやそうではない(というか今まで挙げたこと、全部やることが

    インド70年の熾烈な黒社会抗争を5時間にわたって描く大長編映画『Gangs of Wasseypur』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
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    okemos 2014/09/19
  • オレとインド映画〜あるいは如何にしてオレはハリウッド作品を観るのを止めインド映画に傾倒したのか - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    いつからだろう、映画を観ていても、あまり面白くなくなってきたのだ。新作の話題を聞いても、わくわくしたりもしない。劇場には行くし、レンタルで借りても観るけれども、どうしても観たい、というものではなくて、「一応話題作だったからチェックしておこう」程度の、確認作業じみたものになってきたのだ。そして観始めても、最初の10分ぐらいで退屈している。つまらないなあ、と思い始めている。 思うに、一部のハリウッド映画の、なにもかも説明されている、こちらの想像力の余地の無い物語運びに飽きている、というのがあるかもしれない。それと同時に、欧米白人ならではの、個人主義に裏打ちされた人間関係のキツさ、キリスト教史観にがんじがらめになった世界観にうんざりしてきている、というのもあるかもしれない。そしてさらに、アメリカ固有の、ドメスティックな問題を扱ったテーマが、なんだかもうどうでもよくなってきた、というのもあるかもし

    オレとインド映画〜あるいは如何にしてオレはハリウッド作品を観るのを止めインド映画に傾倒したのか - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    okemos
    okemos 2014/07/25
  • タイプ早打ち大会に賭けるスポ根ロマンス!?〜映画『タイピスト!』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■タイピスト! (監督:レジス・ロワンサル 2012年フランス映画) 1958年〜1959年のフランスを舞台に、「タイプ早打ち大会」に打ち込む(タイプだけに)男女の根性とロマンス(!)を描いたスポ根・ロマンチック・コメディ。 主人公は田舎から職探しに都会に出てきたローズ。彼女はルイ・エシャールの経営する保険代理店の秘書になるが、タイプライターの腕を見込まれ「タイプ早打ち大会」に出場することに。猛特訓の甲斐あって勝ち進むローズだが、ルイに芽生えた恋心が伝わらずじれったい思いを募らせていた。主人公ローズ・パンフィルを演じるのは『メモリーズ・コーナー』のデボラ・フランソワ、彼女は「田舎から出てきた素朴な娘さん」という雰囲気が上手に出ていて非常にチャーミングだった。また、ローズをコーチするルイを『ムード・インディゴ うたかたの日々』のロマン・デュリスが演じているが、この男優さんはどうも口元に締りが

    タイプ早打ち大会に賭けるスポ根ロマンス!?〜映画『タイピスト!』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    okemos
    okemos 2014/04/10
    この映画で思い出したのが、プロンジーニとマルツバーグの「決戦!プローズ・ボール」。小説速書き競技というむちゃなスポーツのスポ根ものだったが、好きだった。あれも映画にならないかなぁ。
  • ブリット・マーリングによるカルト教団潜入をテーマにしたミステリアスなドラマ〜映画『サウンド・オブ・マイ・ボイス/Sound of My Voice』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■サウンド・オブ・マイ・ボイス/Sound of My Voice <未> (監督:ザル・バトマングリ 2011年アメリカ映画) ブリット・マーリング主演の映画『アナザープラネット』には大いに心掻き乱された。贖罪とSFテーマを組み合わせたこの作品は、実に美しく、そして切なさの溢れる映画だった。そして先ごろ日公開を果たした『ザ・イースト』も、『アナザープラネット』同様、ブリット・マーリング自身が脚、原案、出演、製作をこなしており、彼女の異才ぶりを遺憾なく発揮していた。彼女の作品をもっと観てみたい…と思いつつも、現在日で公開/ソフト販売されているのはこの2作品のみだ。そこで他の過去作を調べ、輸入Blu-rayで1映画を視聴してみることに決めたのだ。作品のタイトルは『サウンド・オブ・マイ・ボイス/Sound of My Voice』。テーマはカルト教団。そしてこの作品でも、彼女は脚

    ブリット・マーリングによるカルト教団潜入をテーマにしたミステリアスなドラマ〜映画『サウンド・オブ・マイ・ボイス/Sound of My Voice』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
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    okemos 2014/04/04
  • オレ的印度映画祭り!その1〜インドのアクション映画『タイガー 伝説のスパイ』『闇の帝王DON ベルリン強奪作戦』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■タイガー 伝説のスパイ (監督:カビール・カーン 2012年インド映画) 2012年インド興行NO.1になったというインドのスパイ・アクション映画です。イントロでは主人公タイガーさん(サルマーン・カーン)がハリウッド映画並みの派手なアクションを見せつけてくれて「俺は凄腕エージェントなんだぜ?」と観客に見せつけてくれます。うーんでもハリウッド映画なアクションならハリウッド映画観てればいいしーと思ってたら舞台は変わってアイルランド。ここでタイガーさん、軍事技術関係でインドの敵国パキスタンと接触を疑われるとある博士の監視を命じられるんですね。ここから展開するコメディタッチなお話の流れがなんだかユルくていいんです。 なんとタイガーさん、博士のメイドであるインド系イギリス人の美女ゾヤさん(カトリーナ・カイフ)に惚れてしまうんですよ。あの手この手でゾヤさんを口説き落そうとするタイガーさんなんですが、

    オレ的印度映画祭り!その1〜インドのアクション映画『タイガー 伝説のスパイ』『闇の帝王DON ベルリン強奪作戦』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
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    okemos 2014/03/18
  • 質問です。低所得層をなぜ助けなければならないんですか?~映画『エリジウム』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    ■エリジウム (監督:ニール・ブロムカンプ 2013年アメリカ映画) 《トピ》 低所得層をなぜ助けなければならないんですか? 政府関係の責任者を務める50代女です。 最近貧民地区の低所得者層の人間たちが私の管理する地区に不法侵入して特別医療を受けさせろ、と言ってききません。 しかし特別医療は私の管理する地区に住まわれている資産家の皆さんの貴重な投資によって成り立っており、低所得者が使うためのものでは断じてありません。 そもそも不衛生極まりない貧民地区に住みつき、毎日たいした努力もせずに低所得に甘んじ、それで健康を害したからって、そんなもの自己責任ですよね? 自分の生き方がだらしないから、いざとなったときに自分を助けられない、それって自業自得じゃありませんか? 自己責任でしかない、自業自得の病気に罹った低所得者を、資産を維持するため日々努力を惜しまない私たちが、なぜわざわざ助ける必要があると

    質問です。低所得層をなぜ助けなければならないんですか?~映画『エリジウム』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
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    okemos 2013/09/30
    #sfjpn
  • 君よ憤怒の荒野を渡れ~映画『ジャンゴ 繋がれざる者』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    ■ジャンゴ 繋がれざる者 (監督:クエンティン・タランティーノ 2012年アメリカ映画) 『ちゃんこ しこ踏みし者』…それは形見のまわしを奪われた力士の復讐劇! 繰り出される張り手!ほとばしるぶちかまし!炸裂する突っ張り!問答無用の足払い! 宙を舞う清め塩!血に染まる大銀杏!行司無き無法の土俵で今日もアイツが四股を踏む! さあ今日も帰ったらちゃんこ鍋だ!ごっつぁんです! I. …というわけでどうでもいい冗談など交えながらクエンティン・タランティーノの新作『ジャンゴ 繋がれざる者』である(あと『にゃんこ 尻尾ぺたし者』とか『ギャンゴ ウルトラ怪獣』とか考えたんだけどこれ以上顰蹙かっても困るので自粛した)。奴隷制が未だ残る1800年代アメリカドイツ人懸賞稼ぎキング・シュルツに救い出された黒人奴隷ジャンゴがシュルツと共に賞金稼ぎの旅を経て、ミシシッピのとある荘園を牛耳るカルヴィン・J・キャンデ

    君よ憤怒の荒野を渡れ~映画『ジャンゴ 繋がれざる者』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
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    okemos 2013/03/04
    この映画は面白いです。
  • 次から次へと不幸が襲いかかるキングのイヤラシイ中短編集『1922』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    ■1922 / スティーヴン・キング S・キングの短編集を久方ぶりに読んだ。タイトルは『1922』、これには中編「1922」と短編「公正な取引」の2編が収められている。もともと国で『Full Dark,No Stars』として刊行されたものからセレクトされており、残りの作品2編は『ビッグ・ドライバー』というタイトルで近日発売予定とのこと。さてこの『1922』、元の短編集タイトルが「Full Dark,No Stars」=「真っ暗闇で星さえ見えない」と謳われている通り、これでもかとばかりにイヤらしい不幸がつるべ撃ちに訪れる暗〜いお話が描かれている。 まず「1922」は1922年のアメリカのド田舎を舞台に、土地売却を巡ってのいざこざからある農夫が嫁をぶっ殺しちゃうんだが、それからこの男の地獄が始まっちゃう、というキング大好きド田舎悲惨物語。殺人を犯した者の転落、という犯罪小説としてはどこにで

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    okemos 2013/02/20
  • 2012年・オレ的映画【裏】ベストテン! - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    というわけで昨日の『2012年・オレ的映画ベストテン!』に引き続き『2012年・オレ的映画【裏】ベストテン!』をお送りします。 なんで今回わざわざ【裏】なんて別枠を作ったのかというと、こういったベストテンだとどうもブロックバスター映画ばかりが並びがちになり、地味な良作やインディペンデント映画がなかなか入れ難くなってしまうからなんですね。いや、別に入れてもいいんですが、爆炎とCGの踊る派手なアクション映画と、暗く内省的で文学的な映画を一緒くたに並べるのがどうも自分的にはチグハグに感じてしまい、そういった理由で今回2つに分けてみたんですね。つまりこの【裏】ベストテンは"暗く内省的で文学的な映画"が割と多く並んでいるという訳なんです。ある意味より私的なダークサイドに触れたランキングということができるでしょう。では能書きはこのぐらいにしていってみましょう。 1位:アナザー・プラネット アナザー プ

    2012年・オレ的映画【裏】ベストテン! - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
    okemos
    okemos 2012/12/29
    面白そうな、でも、眠そうでもある作品を色々と観てられるのだなぁ。
  • 2012年オレ的映画ベストテン! - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    さて今年の締め括りの日記総括週間、今日は映画篇ということで毎年やってる【オレ的映画ベストテン!】をお送りしたいと思います。それでは行ってみよう! 1位:ホビット 思いがけない冒険 『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚である「ホビットの冒険」サーガの序章、満を持しての登場であります。いやあ、天晴れでありました。もうね、その風格と完成度の高さ、面白さから今年のベストワンはこの映画で十分でしょう。『LOTR』の持つ凄まじいクオリティのさらに上を目指そうとする気概がビンビンと伝わってきました。文句をつけるところがどこにもない、ほとんど完璧に近い【娯楽映画】として後世まで長く伝わるであろう作品が、これから第2部第3部と観る事ができるのは、映画好きの端くれとして実に幸福に感じます。なにより、きちんと出来たファンタジー・ストーリーというのは、フィクションとして無敵であると思います。 【レビュー:映画『ロ

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    okemos 2012/12/28
    2位が偉い!
  • 超能力を持ってしまった若者たちの友情と破滅の物語~映画『クロニクル(Chronicle)』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    ■クロニクル(Chronicle)(監督:ジョシュ・トランク 2012年アメリカ映画) あることがきっかけで超能力を手に入れた3人の高校生。最初は面白がり悪戯に使って遊ぶ彼らでしたが、次第に強力になってゆくその力はどんどん危険なものと化してゆき、やがて3人は…という物語をP.O.V.視点で描いた日未公開SFムービーです。 主人公はイケてない学校生活と破綻した家庭生活の狭間で屈した日々を送るアンドリュー、そしてそんなアンドリューを励まそうと何かと世話を焼く従兄マット、そんな二人と何故か意気投合した学校の人気者スティーヴ。彼らはある日森の中の空き地に突然現れた穴を発見し、好奇心からその穴の奥への探検を決行する。そしてそこで見つけた不気味に輝く"何か"に触れてしまった3人は、念じるだけで物を動かしたり、自らを空に飛ばすことができるといった、超常能力を身に着けてしまったことを知る。意気揚々と超

    超能力を持ってしまった若者たちの友情と破滅の物語~映画『クロニクル(Chronicle)』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
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    okemos 2012/12/05
    #sfjpn
  • 「スター・ウォーズ」という名の信仰~映画『ピープルVSジョージ・ルーカス』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    ■ピープルVSジョージ・ルーカス (監督:アレクサンドレ・オー・フィリップ 2010年アメリカ・イギリス映画) 日記でも何度か書いたがオレは結構なジジイなので『スター・ウォーズ(以下SW)』は1作目(エピソード4ね)初公開時から全て劇場で観ている。もともとSF小説SF映画も好きだから『SW』にはまらないわけが無かった。だから勿論『SW』は好きだしビデオで買いDVDで買いさらにBlu-rayで買ったぐらいのファンだと言える。それと、オレは新3部作(EP1〜3)も旧3部作(EP4〜6)も両方好きだ。どちらもそれぞれのカラーがあり、甲乙付け難く、「新3部作は旧3部作より劣る」みたいな"旧3部作原理主義"ではない。ジャージャーってそんなに酷くないと思うよ? 『ピープルVSジョージ・ルーカス』は『SW』第1世代とも呼ぶべき"旧3部作原理主義"ファンが新3部作以降のジョージ・ルーカスに苦言を呈する、

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    okemos 2012/07/16
  • 好きよ 好きよ キャプテン♪〜映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    ■キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー (監督:ジョー・ジョンストン 2011年アメリカ映画) キャプテン・スカーレット!キャプテン・ハーロック!キャプテン・スーパーマーケット!キャプテン・EO!キャプテン・ビーフハート!キャプテン翼!数あるキャプテンの中でも最も偉そうな名前、それがキャプテン・アメリカ! それにしても『好きよキャプテン』が往年の双子アイドル、リリーズの唄である事を知っている腐れ外道なド中年はこのブログの読者にどれだけいるというのか。しかもよく聴くとこれスカのリズム刻んでるじゃないか…。 いろんなアメコミ・キャラがこれまで映画化されてきましたが、『キャプテン・アメリカ』ってどうなんだろう?って思ったんですよね。アメコミには詳しくないけど、「アメリカ大将」みたいな名前と、アメリカ国旗のスターズ&ストライプスをモチーフにしたコスチューム、これってあんまりにもあんま

    好きよ 好きよ キャプテン♪〜映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
    okemos
    okemos 2011/10/17
    #eiga #映画
  • 今年最も注目すべきSF映画監督は『モンスターズ/地球外生命体』のギャレス・エドワーズだ! - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    ■モンスターズ/地球外生命体 (監督:ギャレス・エドワーズ 2010年イギリス映画) I. 昨年は『第9地区』のニール・ブロムカンプ監督、『月に囚われた男』のダンカン・ジョーンズ監督と、非常に秀逸なSF作品を世に送り出す新進気鋭監督が注目を集めたが、今年はイギリス人監督、ギャレス・エドワーズが要注目株となるだろう。その彼の初長編映画デビュー作品がこの『モンスターズ/地球外生命体』だ。 物語:2009年、NASAは地球外生命体が存在する可能性を発見、無人探査船を送り込みそのサンプルを採取したが、帰還した探査船は大気圏突入後に故障を起こしメキシコ上空で大破。その直後、流出したサンプルから息を吹き返した地球外生命体がメキシコで大増殖を起こし、メキシコ・アメリカ国境地帯は危険地域として封鎖された。そして6年後。アメリカ人カメラマン・コールター(スクート・マクネアリー)はクライアントの出版社社長の命

    今年最も注目すべきSF映画監督は『モンスターズ/地球外生命体』のギャレス・エドワーズだ! - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
    okemos
    okemos 2011/07/25
    シアターN渋谷でやってるようなので観にいきますか。 #eiga #sfjpn
  • ミラが駆ける!ジョボが跳ねる!ビッチが飛ぶ!〜映画『バイオハザードIV アフターライフ』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    ■バイオハザードIV アフターライフ (監督:ポール・W・S・アンダーソン 2010年イギリス・ドイツアメリカ映画) ■それはスッカスカでグダグダでしょーもなかった!? 1作目『バイオハザード』はスッカスカの映画だった…2作目『バイオハザードII アポカリプス』はグダグダの映画だった…3作目『バイオハザードIII』はしょーもない映画だった…そして今、全世界のバイオハザード・ファン注目のシリーズ最新作が公開される!その名は『バイオハザードIV アフターライフ』!しかもスリーディーだよおっかさん!そしてこの『バイオハザードIV アフターライフ』、これまでの3作を遥かに超えるスッカスカでグダグダでしょーもない映画だったのであったッ!?しかーし!敢えて言わせてもらおう!「結構面白かったぜ!」と! いやーオレ、このシリーズの『III』が特に好きでねー、あまりの馬鹿馬鹿しさに呆れるのを通り越して感動

    ミラが駆ける!ジョボが跳ねる!ビッチが飛ぶ!〜映画『バイオハザードIV アフターライフ』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
    okemos
    okemos 2010/09/18
    タイトルでつい笑ってしまいました!
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