本格派エンジニアの工具箱 第17回「Software Quality Environment」による静的解析でソースコードの品質を向上させる パッケージの依存関係を可視化する「Dependency Finder」 前回に引き続き、NetBeans向けの静的コード解析ツールである「Software Quality Environment」(以下、SQE)を紹介します。 SQEに付属する4つのツールのうちのひとつ、「Dependency Finder」は、コンパイル済みのJavaコードからパッケージの依存関係を解析して可視化するツールです。もともとのツールは依存関係をXML形式やHTML形式またはテキスト形式で出力するものですが、SQEに含まれるNetBeansプラグインではグラフ状のマップとして出力する機能が提供されます。 Dependency Finderによる解析は、プロジェクト名を