Amazon.co.jp:あなたはまだそんな「仕様書」を書いているんですか? ソフトウェアハウスに勤めたことがないので仕様書というものがどういうものかわからない。なので、本書を読んでみた。本書は仕様書の書き方ではなく、仕様書に対する考え方や姿勢に重点をおいてかかれた本。筆者曰く、仕様書の書き方自体は様々な書籍で述べられているので本書ではそれらの書籍で触れられない部分にスポットを当てたとのこと。筆者はソフトウェア開発者側の「客が悪い」「営業が悪い」などの「〜が悪い」と言い立てて仕様書を書かないという風潮に対してとても憤りを覚えているらしく、このような風潮を批判するとともに、ソフトウェア開発はサービスを提供するものなのだから、顧客に寄り添う姿勢を見せないといけないと述べている。この部分が私の感覚からすると少し説教臭く感じた。 全部で5章構成。章タイトルは以下のとおり。 もう「書けない」とは言え
誰が読むのか。 読み手にどんな感想を持ってもらいたいか。 読み手はどれくらいの予備知識を持っているか。 読み手はどんな目的で、何を期待して読むのか。 読み手が真っ先に知りたいことは何か。 レポート・論文とは何か 問いが与えられ、または自分が問いを提起し、 その問題に対して明確な答えを与え、 その主張を論理的に裏付けるための事実・理論的な根拠を提示して、主張を論証する。 標準的な構成要素とは何か レポート・論文の構成は、 概要 序論 本論 論議 という要素が標準的である。次にそれぞれの要素について簡単に見てみる。 概要 論文全体を結論も含めて、すべて要約する。 序論 本論で取り上げる内容は何か。 その問題をどんな動機で取り上げたのか。 その問題の背景は何か。 その問題についてどんなアプローチを取ったのか。 本論 調査・研究の方法・結論 論議 自己の議論・結論を客観的・第三者的に評価する。 そ
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