毎日新聞 校閲センター 誰にでも読みやすく正確に伝わることを目指す「新聞の日本語」や、校閲の技術、文字や言葉の話題をお届けします。
携帯用プラットフォーム Android の開発キット(無償)というものがあって、その中に Droid という書体のファミリーが入っているらしい。 というわけで、(例によってフォントを見るためだけに)下のページから早速ダウンロードしてみる。 Download the Android SDK - Android zip を開けて、tools/lib/fonts/default/ の中にフォントファイルを発見。中身は以下のとおり。 Droid Serif Regular, Italic, Bold, Bold Italic Droid Sans Regular, Bold Droid Sans Mono Regular Droid Sans Fallback Regular この Droid ファミリーは、Ascender Corporation の Steve Matteson が制作したもの
漢字を読み解くゲーム!あなたは何問できる!? 迫ってくる常識漢字や難読漢字をキーボードで答えるゲームです。 💻ブラウザ版でライブ配信される場合💻 ①初回読み込み時は「準備OK!」が出る画面に移動するまで数分以上掛かる場合があるため、配信前に一度「準備OK!」の画面までロードやロケハンをしていただくことを推奨します。 ②固定コメントや配信画面のUI内などに『答えコメント×、ヒント○』のように答えやヒントの書き込みに関する誘導がありますと、視聴者間への誤解が起きづらくなります。 《対応デバイス》 PC、スマートフォン ※基本的にはPCでのプレイ推奨 《FAQ》(DL版リンクはFAQ内) https://formidi.github.io/KanzideGoFAQ/
1979年放送開始から45年。テレビアニメ「機動戦士ガンダム」名エピソードのサブタイトル「再会,母よ…」の文字に注目すると……「ザクとは違うのだよ、ザクとは」という名ぜりふをまねて「毋とは違うのだよ」と言いたくなりました。 翔(と)べ!寅子さん ドラマの中で何度か登場する新聞の見出し「一同に會す」の「一同」は「一堂」の間違いと思われるという指摘を枕に、全体的にはドラマ第3週のサブタイトル「女は三界に家なし?」について考えるという内容です。 そこで書き切れなかった、というか、本筋ではないので書かなかったことに「虎に翼」というタイトルの出典があります。私は知らなかったのですが、これもことわざです。でも小さめの国語辞典やことわざ辞典には載せていないものが多いので、有名なことわざといえないことは確かでしょう。 広辞苑によると、意味は「威をふるう者に更に勢いをそえることのたとえ」とのことです。出典が
A「経営ジッタイのない会社」とB「経営のジッタイを把握」で漢字が異なります。Aは「実際に指摘することのできるような具体的な形を備えたもの」(新明解国語辞典)なので「実体」です。Bは「ありのままの状態」(同)を意味する「実態」になります。 「経営」+「ジッタイ」のように読み方は同じでも意味によって漢字が異なるものは他にもあります。例えば「国境」+「コエル」は、どうなるでしょうか。「国境を越えて亡命」(通り過ぎるという意味)と「国境を超えた愛」(線引きにとらわれない、枠からはみ出すという意味)のように、「越」と「超」に分かれることになります。
校閲センターが担当する毎日新聞紙面の連載を、解説も含め転載しています。 十が三つの誤記 さんじゅう【卅】――30。三つの「十」を合わせた字です。奈良の東大寺に昔あった東塔の高さが、従来の100メートル説より低い約70メートルだったと発表されました。史料の「廿三丈」が「卅三丈」と誤記されたことが原因だそうです。「廿」は「にじゅう」です。
「剝奪」か「剝脱」か。権利を奪い取ることをいう場合は「剝奪」とするのが妥当でしょう。記事中には「なぜ永住権を剝奪するようなことをするのか」という趣旨のコメントもありました。
回答は割れました。簡易な②の字体が、印刷標準字体である①よりもやや優勢でしたが、大きな差はつかず。自分で書く場合には②を使うけれども、読む場合には①のほうがよいという人も3割を占め、字体というものへの複雑な態度が感じられます。 常用漢字表の「麺」は簡易な字体 「こうじ」の漢字には国字(日本で生まれた漢字)の「糀」もありますが、ここで問題になるのは「ばくにょう(麦繞)」を使った文字です。「麦」の旧字体は「麥」で、それを「しんにょう(辶)」のようににゅっと伸ばしたものが「ばくにょう」。これを含む漢字で一番よく使われるのは「麺」ではないでしょうか。 「麺」は、2000年の国語審議会の答申「表外漢字字体表」で示された印刷標準字体では「麵」という字体で、部首が麦の旧字に沿うものでした。しかし2010年に改定された常用漢字表で採用されたのは、簡易慣用字体と言われる「麺」。部首が新字体の「麦」に即したも
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く