小樽総合デザイン事務局 @otarunet1 LINEスタンプ「意識高い系になれるスタンプ」「ぬるぬる動く鳥」他→store.line.me/search/ja?q=k.… k.nakamura名義でイラストも描いてます。 otarunet.com
オーストラリア、ビクトリア州のフィリップ島自然公園で、夜、巣穴に帰るコガタペンギン(Eudyptula minor)たち。(PHOTOGRAPH BY TUI DE ROY/NATURE PICTURE LIBRARY) オーストラリア南部に位置するフィリップ島の砂浜に、壊れた笛の音のような悲鳴が響き渡る。声の主は、体長わずか30センチ、体重1.4キロのコガタペンギン(Eudyptula minor)。地下に掘った巣穴からひなを盗み出そうとするミナミコワタリガラス(Corvus mellori)と戦っているのだ。 襲撃の前、カラスは数日かけてコガタペンギンの巣穴を観察する。2羽1組になって、大きな方が親ペンギンの気をそらしている間に、小さな方が巣穴の上から穴を掘り、卵やひなを盗み出す。研究者らが観察していると、親ペンギンを崖から追い落として巣穴を襲ったカラスもいたという。そこまでひどくない
テレビアニメ『プリキュア』の第21作目となる新シリーズ『わんだふるぷりきゅあ!』が、2月4日よりABCテレビ・テレビ朝日系(毎週日曜 午前8:30~)で放送されることが決定した。モチーフは「動物」で、テーマは「動物との絆」となり、プリキュア史上初の犬のプリキュアが誕生する。また、キャスト・スタッフ情報も公開され、キュアワンダフル/犬飼こむぎ役を長縄まりあ、キュアフレンディ/犬飼いろは役を種崎敦美が務める。 【写真】その他の写真を見る キーワードは「みんな なかよし!わんだふる~!」で、動物と人が仲良く暮らす街・アニマルタウンを舞台に、種族を超えた交流を描く、新たなプリキュアの物語が展開。お互いを想いあうことで、人と動物は大切なパートナーや友達になれる…犬と飼い主、猫と飼い主など、動物と人の間に紡がれる深い絆の物語を描く。 動物が大好きな【いろは】は、飼い犬の【こむぎ】と仲良しで、ある日、街
<猫は社会性がなく冷淡なイメージだが、本当は飼い主のことをどう思っているのか?犬との比較研究や実験による新たな発見から、猫の真実と上手な付き合い方が見えてきた> 動物行動学者のペーテル・ポングラッツは4匹の猫──クッキー、スシ、クランブルズにスティンキー──と暮らしているだけあって、猫のミステリアスな心を解き明かすための研究テーマには事欠かない。 ペットとして世界で人気第2位の猫は、人間に対してどんな感情を抱いているのか。飼い主のことをどう思っているのか。 とはいえ謎の解明を手伝ってくれる忍耐強く意欲的な大学院生は、そういない。 人間にいい子だと褒められ、ご褒美の骨をもらうためなら何だってする犬という研究対象がいるとなれば、なおさらだ。 ハンガリーのウトブス・ロラーンド大学で教鞭を執るポングラッツが研究の難しさを思い知ったのは、2005年のことだった。 猫を研究室に連れてきてもらったところ
「ペトロパブロフスク熊事件」とは 10代の女性がヒグマに襲われ、自分の身体を喰われながら、携帯電話で母親に助けを求める……。 そんなショッキングな事件が2011年にロシアで発生した。 「ペトロパブロフスク熊事件」として、ネット上では有名な事件だが、ロシア内での最初の報道などを参照し、改めて事件の経緯をたどってみよう。 ロシア領カムチャッカ半島は北海道から1000キロ以上も東にある。ペトロパブロフスクはその第1の都市だ。 イゴール・ツィガネンコフ(45)、彼の妻のタチアナ、娘のオルガ(19)、祖母の4人家族は、ペトロパブロフスク近郊のコリャーキ村に住んでいた。 その年の夏、彼らは多くのカムチャッカの住民と同じように、ダーチャ(菜園付きの別荘)で過ごしていた。 その土曜日、イゴールと娘のオルガは、パラトゥンカ川に遊びに行くことにした。 目撃者によると、その地域の草丈は2メートルを超えていた。茂
◆ ◆ ◆ 「普通の人」の遭難を取材する理由 羽根田治といえば日本における「山岳遭難ルポ」の第一人者として知る人ぞ知る存在である。『山はおそろしい』『ドキュメント 道迷い遭難』『山岳遭難の傷痕』『生還』……自身も登山を趣味とし、日本山岳会会員で長野県山岳遭難防止アドバイザーを務める羽根田が、事故の当事者たちへのインタビューを通じて、事故の核心と人間心理の綾に迫っていく作品群は、圧巻の一言に尽きる。 そもそも羽根田はなぜ「山岳遭難ルポ」を手掛けるようになったのだろうか。 「ライターの仕事を始めたころに山岳警備隊の本(『山靴を履いたお巡りさん』)をまとめる仕事を手伝ったんです。そのときに隊員らからいろいろな話を聞いていく中で、新聞やテレビで報じられる遭難事故のニュースの裏には、遭難者や救助者たちの知られざる思いやドラマがあるんだな、と感じたのが最初のきっかけです」 そう語る羽根田の表情は、著作
北部ノルウェーの冷たい海でニシンの大群を襲うシャチの群れ。子どももいる。シャチは閉経後も長く生き続けるわずか6種類の動物の1種だが、その有益さを科学者たちは解明し始めている。(PHOTOGPAPH BY TONY WU, NPL/MINDEN PICTURES) 墨を吐いたり、体の色を変化させたりする動物の能力は、人間から見れば不思議に思えるかもしれない。しかし動物界全体から見れば、「閉経」こそもっとも不可思議な現象であることはご存じだろうか。 「自然界において閉経は非常にまれな特性です」と指摘するのは、英国エクセター大学の動物行動学者チャーリー・グライムス氏だ。閉経し、生殖能力を失ったあとも長く生き続ける動物はたったの6種類。ヒトと5種のハクジラだけだ。 ハクジラ類のシャチもそうした動物の仲間だ。そこで、なぜシャチのメスが閉経を迎えたあとも20年以上生き続けるのか、大規模な調査が行われて
北海道東部で4年前から家畜の牛を次々に襲うヒグマがいる。「OSO(オソ)18」だ。山の餌が少ない夏に出没し、なかなか捕まらないことから「怪物」「忍者」の異名で呼ばれることも。捕獲が難航する一因には、猟師が高齢化して減っている事情もある。研究者からは、対策を担う新たな組織が必要との声も上がる。(中山岳)
現場は「切り立った岩の尾根」 この動画が衝撃的だったのは、動画自体の迫力もさることながら、その場所にも理由がある。 現場は切り立った岩の尾根で、見晴らしがよく、大型動物がいれば遠くからでもすぐわかる。険しい岩壁に囲まれた登山の上級者コースで、大型動物が隠れることのできる場所もない。登山に慣れた人でも、クマとの遭遇など通常は考えもしないようなところだ。 登山者がクマに襲われる事故はこれまでにも何度も起こっているが、そのほとんどは木や草が茂った場所。こんなけわしい岩場で襲われた事例は聞いたことがない。 ×印が襲撃地点 ©森山憲一 気になった筆者は後日、現場を歩いてみた。上の写真で見るとおりの細い岩の尾根で、こんなところでクマに突然襲われたら逃げ場もない。襲われた衝撃で島田さんが転落しなかったことも幸運だったとしか言いようがないと感じた。 クマとの距離はわずか1メートル 襲撃現場に立ってみてさ
2014年10月11日、北海道千歳市の住宅地からわずか4キロしか離れていない山林で、その「事件」は起きた。 「30年キノコ採りをやっていて、その山林には年間40回ぐらいは入ってました。ヒグマのフンや足跡は見たことがありましたが、ヒグマそのものに出くわしたのは、そのときが初めてでした」 そう語る真野辰彦(68)の右腕には、あれから8年経った今もそれと分かる噛み傷が残っている。私が真野に話を聞きたかったのは、彼がキノコ採り中に遭遇したヒグマと必死に格闘し、大ケガを負いながらも奇跡的に生還を果たすという稀有な経験を持つ人物だからである。(全2回の1回目/後編に続く) ◆ ◆ ◆ 午前中にクマ鈴を落としてしまった その日、真野は愛犬の「ブンタ」を連れ、早朝から千歳市藤の沢の山林に入っていた。 「キノコって、生える場所が決まっているから早いもの勝ちの“競争”なんですよ」 例えば、ある場所で見つけたキ
「リンゴ園だとかブドウ園だとか、やっぱりクマが悪さするんだ。それで(農園主に)『何とか獲ってくれないか』と頼まれるのさ。(クマの狩猟については)自治体からは自粛要請も出ているんだけど、現実に困っている人がいるわけだからなあ」 話題はツキノワグマの性質に及んだ。一般にツキノワグマはヒグマより身体が小さい分、危険度は低いと誤解されがちだが、令和3年度の人身被害の実績で比較するとヒグマ9件に対して、ツキノワグマは71件。もちろん個体数でいえばヒグマ約3000頭に対してツキノワグマは1万5000頭以上とされているので、単純に比較はできないが、専門家によっては「ヒグマよりツキノワグマの方が気性が荒い」と指摘する人もいる。 新井のグループは1日に4頭のクマを獲った 「ツキノワグマだって、本当におっかねえよ。やっぱり向かってくるから。なあ?」と新井は傍らに座っていた後輩ハンターの井川昭彦に向かって言った
迎えた2023年。春先の残雪期という最初のチャンスも、冬眠明けのOSOの足跡はどこにも見つからなかった。今年は例年にないペースで雪が融け、3月15日には早々に残雪ゼロになってしまったことも不運ではあった。それでも「OSO18特別対策班」リーダーの藤本靖らに慌てる様子はない。過去の被害実績からアレキナイとオソツベツ近辺に絞って、多数の定点カメラを設置し、OSOの襲来に備えている。その映像を分析した藤本は、ヒグマたちの「ある異変」を指摘する。(全4回の4回目/#3から続く) ◆ ◆ ◆ 「デカいクマがゴロゴロ来てる」 「今年、カメラに映ったクマがみんなデカいんだわ。中チャンベツからアレキナイにかけて、300キロから400キロクラスのデカいクマがゴロゴロ来てる。それだけ栄養豊富ということはシカを食ってる期間が長いんじゃないか。どんどんデカくなっている」 ヒグマ(北海道斜里町)©時事通信社 ハン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く