ウルシステムズとジャストシステムは3月24日、両社が共同開発した「Document Intelligence」が新潟県の「文書検索・目録作成支援システム」(以下、文書検索システム)に採用・導入されたと発表した。4月1日から正式稼働する予定。 新潟県庁では、日々作成される膨大な量のファイル管理について、ファイルサーバの利用ルールの不徹底や、ディスクの容量不足で使い勝手に問題があったという。そこでファイルサーバ容量を4テラバイトまで増量することを決定。その半面、データ量が増加することで検索性が低下するリスクが懸念されていた。そこで、同庁では容量増加に合わせて、詳細な利用ルールの策定・徹底と検索ツールの整備を同時進行で進めることにしたという。 そこで、新潟県庁は同庁内で作成される文書ファイルおよび入手した紙文書を、文書検索システムを利用して一元管理することを決定し、システム構築することになったと