http://homepage1.nifty.com/msekine/genkou/gentei.html 限定承認って危険な手続 ● 不況の時代の相続 不況の時代では相続が危険な処理になってしまうことがあります。被相続人が思わぬ債務を残していく可能性があるからです。これが銀行借入のように見える債務なら、相続放棄を思い付くかもしれません。でも、社長が死亡した場合の会社の借入金についての保証債務、あるいは友人の借金についての保証債務などについては、相続放棄の手続を思い付かないかもしれません。 それに、保証債務の場合には、負担が現実化するか否かは相続段階では分かりません。資産を遺し、しかし、その資産価値を超える保証債務も存在するという場合は、相続人は、どのような手続を取れば良いのでしょうか。保証債務でなくても、不確定の債務、たとえば、株主代表訴訟の被告になっているという場合の相続人が取るべき手