CGMという言葉が(少なくともIT系メディアの中では)定着し、文章や画像、映像といったコンテンツを普通の人々が作り出す時代になりました。中にはプロ級のクオリティを誇る作品も登場し、日夜私たちを楽しませてくれているのはご存知の通り。それではCGM上で作り出されたコンテンツが、アートとして美術館で展示されるという時代はやってくるのでしょうか? CGM上で作り出されたコンテンツが、別の場所・別の形で消費可能になるという現象は既に起きています。例えば「ブログが本になる」などというのはその最たる例でしょう。また至近な例で恐縮ですが、妻が某所に旅行写真をアップしておいたところ、(同意の上で)雑誌に掲載されたりカレンダーの一部に使われたりということがありました。そう考えれば、例えば Flickr にアップされている写真を出力・額装して東京都写真美術館に展示、などということが起きるかもしれません(もちろん