2008.03.03 11:14 史上最悪の原子力発電所事故を起こしたチェルノブイリで凄いものが見つかった。なんと有害な放射線を食べて成長する菌が生まれていた。彼らは生き残るために、放射線を食べることを選んだのだ。 その菌はチェルノブイリ原子炉の壁に育っているのを、ロボットによって回収された。チェルノブイリはいまだに汚染から回復しておらず、人が入り込めるような環境ではないのだ。 回収された菌は豊富にメラニン色素を含んでおり、その表面を紫外線から守っていた。それはどの菌においても同じだった。 科学者は3種類の菌である実験を行った。通常、植物は葉緑素によって光エネルギーを吸収して成長する。実験では回収した菌に日光の代わりに、有害な放射線を与えた。すると菌たちは驚くことにこれらを吸収し、成長していった。 人間にとって放射線は有害なものだが、菌たちにとっては無害どころか有効なもの
Science a Go Go記事およびユタ大学のプレスリリースより。同大学のPaolo Gondoloらの研究によると、130億年ほど前に宇宙に初めて現れた恒星は、太陽の400から20万倍もの幅を持つ人間に見えるような光を発しない暗黒の星("Dark Star")であった可能性があるという。ビッグバンから8000万年から1億年ころの宇宙で出現したというこのダークスターとは、ダークマターの一種であるニュートラリーノが互いに反応しあうことでクォークや反クォークを生成し、それがさらに反粒子やガンマ線といった放射線となって放出される星であったという。水素とヘリウムからなるガス雲が冷えて収縮することで通常の星が形成されたと考えられてきたが、この過程にダークスターの発する熱が干渉したのではないかと考えているそうだ。来月のフィジカル・レビュー誌にもこの研究成果は掲載されるとのことである。
演算装置の歴史と未来(1) 2007年11月29日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Rob Beschizza シリコンにはもううんざりだって? 半導体など、自分にとってはWeb1.0並みに時代遅れだって? そういうあなただったら、使い古されたソックスから、理想の演算装置を生みだせるかもしれない――懸命に取り組めば。 これから、われわれよりも以前の時代から存在する演算技術と、これから完成へ向かう未来の演算技術をご紹介しよう。多項式やパズル『数独』を解いたりはするかもしれないが、シューティング・ビデオゲーム『Doom』を動かすことはまずないコンピューターたちだ。 メカニカル・コンピューター 純然たる機械。ビクトリア時代の人、古代ギリシャ時代の人、それにスチームパンク[訳注:動力源としておもに蒸気機関が利用される世界を描くSFのジャンル]好きの人たちの演算機械だ。
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