社会人になりたての頃は、いい人であろう、優しい人であろうと思って仕事をしていた。 けれど、理不尽な上司や板挟み、ダブルスタンダードな指示、そして責任の押し付け合いなどを経て いい人は損をするということを学んだ。 いや、極限までいい人は信頼されるので、マイナスもあるが最終的にはプラスになるだろう。 けど私はそこまでいい人にもなれず、かといって悪い人にもなれず、中途半端だった。 中途半端だから、みんなのスケープゴートにされた。 そこで、私は悪い人戦略をとることにした。 とにかく何か頼まれたら最初に敵対心を露わにする。 なかなか言うことをきかず、とにかく自分に有利なよう譲歩させる。 納期や依頼方法、仕事の運び方に至るまで、残業や休日出勤になるような条件はすべてはねのけ 理屈で潰す。時には机をたたきヒステリックに暴力性をアピール。 面倒なことを私に頼むと百倍面倒なことになるぞ、と脅した。 これって