パナソニック ホールディングス(以下、パナソニックHD)は2023年8月31日、ガラス建材一体型ペロブスカイト太陽電池のプロトタイプを開発し、技術検証を含めた1年以上にわたる長期実験を開始したと発表した。神奈川県藤沢市にある「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」(Fujisawa SST)に新設したモデルハウス「Future Co-Creation FINECOURTⅢ」が対象になる。 設置するのは、モデルハウスの南南東に面する地上2階のバルコニー部分だ。バルコニーのサイズは幅3876mm×高さ950mm。ここにグラデーション状の透過型ペロブスカイト太陽電池を配置する。配線はバルコニーの手すり部分に埋め込む。
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