「画家モリゾ、マネの描いた美女 名画に隠された秘密」の一場面(c) K'ien Productions - 2012[映画.com ニュース] 19世紀の女性画家ベルト・モリゾの生涯を描いた仏映画「Berthe Morisot(原題)」が邦題「画家モリゾ、マネの描いた美女 名画に隠された秘密」として6月13日公開する。 印象派の誕生に大きくかかわったモリゾは、エドゥアール・マネの絵のモデルを務め、マネの代表作「バルコニー」「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」で描かれている女性で、モリゾはマネの画風から多くを学んだ。女性の社会的地位が確立していない時代に女性画家のはしりとなった人物としても知られ、映画では巨匠たちとの出会い、「女性」として生きることと「画家」という職業の間でゆらぐモリゾの姿も描く。 ジャン=リュック・ゴダール、ジャック・ドワイヨン、ブノワ・ジャコー、フィリップ・ガレルなどの