ある作家がGoogleを相手に起こした著作権侵害裁判で、このほど連邦裁判事が作家側の訴えを却下し、Googleの勝訴が決まった。この作家は、自分のUsenetへの書き込みをGoogleが長期保管し、検索結果のなかに自分のウェブサイトの一部を表示させていたことが著作権の侵害にあたると主張していた。 この訴訟を起こしたのは、Ray Gordonの名前でも知られるGordon Roy Parkerという人物で、同氏は自分の作品を「Snodgrass Publishing Group」の商号を使って出版している。ペンシルバニア州フィラデルフィア在住のParker氏は、自身の電子書籍のなかの1章をUsenetの掲示板でも公開していた。 Parker氏は、Googleに対して2004年に起こしたこの訴訟で、同社が自分のUsenetへの書き込みを自動的に保管するとともに、ウェブサイトの一部を検索結果とし
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