訂正の一部は、中村亨氏、渡辺正氏, Hon Kenko氏、奥修氏、室井尚氏らにご指摘をいただいた。ありがとうございます。 目次に戻る 3. リンク集 本書で参照されている各種機関へのリンクは、参考文献一覧のリンクを利用するのが最も確実。ここでは、参考文献の中にはないが読者にとって参考となりそうなリンクをいくつか紹介する。ただし本書をめぐる毀誉褒貶はすさまじく、とりあげているウェブページも無数に存在するため、細かい賛成・反対・紹介・言及サイトをいちいち紹介することはしない。興味ある向きは、google などの検索サイトを活用していただきたい。また、上の「参考文献」一覧に上がっている無数の URL は有用なので、そちらも参照。 著者のウェブページ:http://www.lomborg.com/ 著者 Bjørn Lomborg のウェブページ。バイオグラフィ、正誤表、各種論争へのリンク、出演ビ
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The world's most high-profile climate change sceptic is to declare that global warming is "undoubtedly one of the chief concerns facing the world today" and "a challenge humanity must confront", in an apparent U-turn that will give a huge boost to the embattled environmental lobby. Bjørn Lomborg, the self-styled "sceptical environmentalist" once compared to Adolf Hitler by the UN's climate chief,
『環境危機をあおってはいけない』の著者が語るデンマーク礼賛の嘘と温暖化対策の誤り 世界的な論争を巻き起こした『環境危機をあおってはいけない』の著者であり、環境保護主義者に懐疑的な論陣を張ることで知られるコペンハーゲン合意センターのビョルン・ロンボルグ所長は、風力や太陽エネルギーなどの代替エネルギーの可能性について極めて冷ややかに見ている。彼からすれば、風力発電の普及で礼賛されるデンマークは、世界各国が従うべき模範ではない。 ビョルン・ロンボルグ(Bjorn Lomborg) コペンハーゲン合意センター所長 著書『The Skeptical Environmentalist(邦題:環境危機をあおってはいけない)』『Cool It(邦題:地球と一緒に頭も冷やせ!)』は日本でも話題に。 地球温暖化と戦うために唯一不足している必須要素は、意志の力と政治的な合意である──これは危険な誤解である。実際
ここしばらく地球温暖化問題について書こうと考えながら、なかなか着手できなかった。 私は、地球温暖化問題に対する対策について疑問を感じている、という意味では温暖化問題懐疑論者ということになると思う。地球温暖化問題について書くとするならば、その対策についてなぜ疑問を感じているのか、誰にでも理解できるようにわかりやすく書きたいと思った。そう考え、構想を練っていると、自分の地球温暖化問題に対する知識に欠落が多すぎることがわかり、書き始められなかった。 それだったら逆転の発想で、立派な文章を書いて読者を説得しようとするのではなく、自分もいちから地球温暖化問題を学習するつもりで、調べながら書いてみようと思った。その結果、自分の疑問が解決されて地球温暖化問題対策の推進論者になってもよいし、やはり疑問は疑問のまま残されて地球温暖化問題の懐疑論者のままであってもよいと思う。 地球温暖化について学ぶためのテキ
2007年2月20日 田中 宇 記事の無料メール配信 2月2日、国連の「気候変動に関する国際パネル」(IPCC)が、地球温暖化に関する4回目の、6年ぶりにまとめた報告書の要約版「Summary for Policy Makers」を発表した。 この概要版報告書は、海面上昇や氷雪の溶け方などから考えて、地球が温暖化しているのは「疑問の余地のないこと」("unequivocal"、5ページ目)であり、今後2100年までの間に、最大で、世界の平均海面は59センチ上昇し、世界の平均気温は4度上がると予測している。(13ページ、6種類の予測の中の一つであるA1Flシナリオ) また、過去50年間の温暖化の原因が、自動車利用など人類の行為であるという確率は、前回(2001年)の報告書では66%以上を示す「likely」だったのが、今回は90%以上を示す「very likely」に上がった。確率の上昇は、
前編で説明したとおり「コペンハーゲンコンセンサス2008(CC 2008)」とは、今後4年間で750億ドル(年間にすると世界のGDPの0.05%)という資金制約の下で、世界の10の緊急課題に関する30の対策を費用便益の観点から順位付けを行うプロジェクトである。 本稿では、温暖化と栄養不良しか検討できなかったが、他の課題についても同様の提案が出され、8名の審査委員がそれぞれの提案者からプレゼンテーションを受けた後、最終的な順位付けおよび資金の配分案を作成した。その結果、優先順位の1位は児童向けの栄養剤補給、第2位は自由貿易促進(WTOのドーハ開発アジェンダの成功)、第3位は食物の高栄養化となり、上位10の対策のなかに栄養不良対策の5項目すべてが入っているのが注目される。 この他は、女性に関する対策が2件(就学率向上や出産へのサポート)、教育への対策が2件(うち1件は栄養不良対策にもカウント)
地球温暖化をはじめ、貧困・飢餓、伝染病など世界の緊急課題に対し、費用便益の観点から順位付けを行う画期的な試みが「コペンハーゲンコンセンサス」である。2004年(CC 2004)に発表された内容については、すでに 当コラムで紹介 したが、その続編である昨年の発表(CC 2008)について前回から検証している。ここまで、コペンハーゲンコンセンサスの背景や位置づけ、参加メンバーなどを解説し、CC 2008では「研究開発と適応で一定の効果が期待できる」というG.W. ヨーヘ(米ウエスレヤン大学)他の提案を検証した。今回はそれに対する反論を中心に考察を加える。 C. グリーン(カナダ・マギル大学)のペーパーは反論というより、技術の重要性にもっぱら焦点を当てて自説を述べる体裁をとっている。グリーンは、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第4次報告第3作業部会の(緩和に関する)報告書に多くの点で賛意
昨年6月から7月にかけて「資源の有効利用と温暖化」について論じた。そこでテーマの中心的な役割を果たしていたのが、2004年に発表された「コペンハーゲンコンセンサス(CC 2004)」である。CC 2004とは、今後4年間に追加的に500億ドルの資金があった場合、それを地球温暖化や貧困・飢餓、伝染病などを含む世界の10の緊急課題に対応する17の対策へ、どのように配分するのが望ましいかを、費用便益の観点から順位付けを行った画期的試みである。 この順位付けは、デンマークの首都コペンハーゲンにおいて、ノーベル経済学賞受賞者3名(この時点以後、さらにもう1名が受賞)を含む8名の著名な経済学者の合意をもって行われたために「コペンハーゲンコンセンサス」と呼ばれ、同年にはケンブリッジ大学出版会から出版された(『Global Crises, Global Solutions』B. Lomborg(ed.),
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