コメントで教えてもらったが、安井至氏(前国際連合大学副学長)の文章について、当ブログの記事で「CO2が温暖化と無関係だと主張している科学者も経済学者もいない」と批判したのに対して、安井氏が(私の名前を出さずに)反論しているが、その根拠はなんと新聞広告だ。地球温暖化の原因はCO2ではない! こういう広告をだされて、丸山氏が講談社に対してなんら抗議をしないのであれば、それはいかなることなのか。本心は、二酸化炭素が温暖化の原因ではないと信じているのだろうか。むしろ、著書の中の記述が嘘だと解釈すべきなのか。と書いているからには、安井氏は丸山茂徳氏が著書の中で「地球温暖化の原因はCO2ではない!」などと書いていないことは知っているのだろう。したがって、この広告は私の記事への反証にはならない。「そういうバカな宣伝文句を書く編集者がいる」という例にすぎない。 安井氏は、丸山氏が『科学者の9割は地球温暖
文: 鹿野司 皆さんお久しぶり&はじめまして。 Web版ログインの開始からはだいぶ出遅れちゃったけど、これからオレのコラムの連載を再開したいと思います。それで、Web版に移行することを期に、コラムのタイトルを、『オールザットウルトラ科学』という、ちょっと懐かしいものにすることになりました。 とりあえず、冊子体ログインで四半世紀近く続けてきた連載で、本になっているのはこの『オールザットウルトラ科学』の一部だけなんだけど、そのせいか、このタイトルを知ってくれている人は割と多いみたい。 じつをいうと、冊子体で1984年の2月号から連載を始めた最初のタイトルは『おもしろ、おかし、はかなし、恋しの電脳科学講座』だったんだよね。で、1985年の4月号からのリニューアルでつけたタイトルが、『オールザットウルトラ科学』だった。まあ、名前は変わったけど、内容的にはあまり違いはなくて(少なくともオレの心情的に
【日本の議論】地球温暖化は本当なのか 台頭する懐疑論、バスターズも (1/5ページ) 2009.8.2 18:00 「環境問題はなぜウソがまかりとおるのか」「科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている」。温暖化を防ぐためのさまざまな対策が講じられているが、書店では今も温暖化に異論を唱える本が、売れている。こうした議論をめぐって、東京地裁で裁判も起き、係争中だ。温暖化「異論」の背景は−。(杉浦美香)温暖化懐疑論が裁判に 東京地裁で気象学者らが注目する裁判が行われている。 原告は「CO2温暖化説は間違っている」などの著書がある“懐疑論者”の一人、槌田敦・元名城大教授。被告は日本気象学会(東京)だ。 槌田氏の訴えはこうだ。 昨年4月、「二酸化炭素(CO2)の増加が地球温暖化をもたらす」という“通説”の因果関係の逆、つまり「気温が上昇することで海中に含まれるCO2が放出され、CO2
痛ニューを見ていたら、「博士も知らない日本のウラ」(インターネット映像配信サイト・ミランカ製作の時事トーク番組。wikipediaより)というトーク番組を発見した。2chもくだらない事も多いが、いろんな情報があるという意味では面白い。 その中で以前、私が読んだCO2懐疑説を主張する本の著者である丸山茂徳さんがゲストであった。 http://video.google.com/videoplay?docid=7227779440283313430 内容は「科学者の9割は「地球温暖化」CO2犯人説はウソだと知っている」書いてある内容に沿っていたが、終盤のトークが興味深かった。 ・宇宙線が温暖化(雲の量)だけでなく、地震、かみなり、噴火など天変地異に影響を与えているという議論が面白かった。地震などのエネルギー事態は今までの理論のように物理的な力が必要で、それをトリガーするのは宇宙線によってもたらさ
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