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クルマや鉄道、バスなどあらゆるモビリティーを連携して移動の利便性を高めるサービス「MaaS(マース)」。自動車メーカーは、MaaSに対する備えを避けて通れない。その普及は、自家用車…続き トヨタ、次世代車みすえ組織改革 2300人から要職登用 自動運転 覇を競う 「水と油」が組む時代 [有料会員限定]
三重県桑名市の鋼(こう)構造物設備会社が、台風が進む海域に潜水艦を出動させ、海中の低温水をくみ上げて海面水温を下げることで勢力を弱める構想をまとめ、このほど日本とインドで特許を取得した。海面水温が高いと台風の勢力が維持されることに着目して考え出したという。 この会社は伊勢工業で、06年1月に日本と米国、インドの3カ国で申請、今年7月に日本とインドで認められ、近く米国でも認められる見通しという。 特許は「海水温低下装置」という名称で、潜水艦の両側に長さ20メートル、直径70センチのポンプ付き送水管を8本取り付けたうえで、水深30メートルから低温の海水を海面にくみ上げる仕組みだ。 発案者である同社の北村皓一社長(84)によると、潜水艦1隻当たりの送水能力は毎分480トン。潜水艦20隻を台風の進路に配備すると、1時間で周辺海域5万7600平方メートルで水温を3度程度下げられ、台風の勢力を弱められ
COP15は目標値設定を先送りし、排出ガス削減義務の宣言も見送るなど、今ひとつの成果に終わりました。日本の交渉も実務当局は頑張ったようですが、世論や財界がしっかりまとまっていないので迫力に欠けていました。全世界を厳しい目標値に誘導することは、環境ビジネスのチャンスを生むだけでなく、低い生産技術の使用が高コストになることで日本の産業界の比較優位を生み出します。そんな「競争のルール」の取り決めを戦っている、しかもそれは日本の国益に合致するという決意をもっと固めておかねば、相手のある戦いには不十分です。 今回の失敗の原因は中国ですが、アメリカがなかなか前向きにならないというのも、大きな要因だったように思います。そもそも2005年比で17%削減という低い目標を掲げたのでは、11月27日のエントリで申し上げたように最初からヤル気などないに等しいわけですが、ではどうして「チェンジ」を掲げて当選したオバ
2009年11月01日14:02 カテゴリ本経済 地球を冷やす安価な方法 全世界で数百万部のベストセラーになったFreakonomicsの続編。話題になっているのは第1章の売春婦の実態調査と第5章の地球工学の話だが、ここでは後者について簡単に紹介しておこう。 これは地球温暖化を防ぐために大気中に粒子を散布するもので、20年以上前からNordhausや元マイクロソフトのMyhrvoldなどが提案している。これについては1992年に全米科学アカデミーも、900ページ以上に及ぶ詳細な環境影響評価の結果、温室効果ガスの削減よりはるかに確実で低コストだという結論を出した。 地球工学による冷却にはいろいろな方法が提案されているが、いちばん簡単なのは、成層圏に届く細い塔を建て、そのてっぺんからSO2(二酸化硫黄)を散布するものだ。その効果は火山の噴火などで実証されており、たとえば1991年のピナツボ火山
矢部孝●やべたかし 1950年生まれ。東京工業大学教授。海水淡水化からマグネシウム社会の実現を目指す大学発ベンチャー「株式会社エレクトラ」の代表取締役でもある。1999年には「英国王立研究所」の200周年記念招待講演を行うなど、数多くの賞を受賞。国際数値流体学会の名誉フェロー、計算力学国際連合の理事などを務めている。 マグネシウムをエネルギーとして利用する。いったいどういう技術なのだろう。東京工業大学の矢部孝教授(工学博士)が提唱するプランの概要を紹介しておこう。 原料となるのは海水だ。海水中には「石油に換算しておよそ30万年分(約1800兆トン)に匹敵するエネルギー量のマグネシウムが含まれているんです」(矢部教授)という。海水からマグネシウムを取り出す技術が確立すれば、脱石油社会も夢じゃないということだ。 そもそも、マグネシウムは昔のストロボの発光体にも使われていたほどよく燃える。
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Moon Ihlwan (Businessweek誌、ソウル支局長) 米国時間2009年9月29日更新 「Korea's On-the-Go Electric-Car Experiment」 現在、世界中の自動車メーカーが盛んに売り込んでいるのが、プラグイン・ハイブリッド車(PHV)と電気自動車(EV)だ。そんな中、韓国では、PHVやEVに代わる自動車システムの実験が進められており、研究者らは、自動車の動力源に革命をもたらすと期待している。 韓国最高峰の理工系大学、韓国科学技術院(KAIST)の研究者と技術者55人から成る研究開発チームが現在、韓国・ソウルにある遊園地のシャトルバス・システムの設計に取り組んでいる。道路に埋設された電線から、電
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