須貝調教師が絶賛した1日のジャスタウェイ&ゴールドシップの最終追い切り。順調な仕上がりを示したその裏で“事件”は起こっていた。 調教を行ったシャンティー競馬場までは、滞在先の小林智厩舎から森を抜けて約40分の道のり。横山典騎手を背にしたゴールドシップが立ち止まったときに備え、今浪厩務員は後方から徒歩で追いかけていた。ところが、ご機嫌なシップは誘導馬の後ろでスピードアップ。あっという間に姿が見えなくなり、森に一人取り残されてしまったのだ。 「迷子になってしもたんや。このまま死ぬんかと思った。無事に帰ってこられてよかったわ」 苦笑いする今浪厩務員。レースまで、とにかく無事でいきましょう。 (川端)