QEMU 0.9.0ではDarwinでのユーザースペースエミュレーションがサポートされている。 これはハードウェアをエミュレートしてOSを動かすのではなく、Rosettaのように他CPU用のアプリケーションを直接動かすものである。 現状ではCocoa/Carbonアプリはサポートされていないため、動作するのは簡単なコマンドラインアプリケーションに限られるが、開発が進めば(Rosettaとは逆に)Mac OS X/Intel用のアプリケーションをMac OS X/PPCで動かすことも(理論上)可能になる。また、Darwinのユーザースペースエミュレーションを開発しているPierre d'Herbemont氏はDarwineの開発者でもあり、DarwineプロジェクトではユーザースペースエミュレーションとWIneを組み合わせて、Mac OS X/PPCでWindowsアプリケーションを動作させ