タグ

書評に関するonotomのブックマーク (10)

  • 『犯罪社会学研究』第38号 - 紙屋研究所

    保育園がいっしょだった親御さんと話していて、また地域で不審者情報が出たというので不安がっていた。その前日、ぼくはある学習会の講師で「犯罪は激減しています」としゃべっていたのであるが、その親御さんの意見をふんふんとうなずいて聞いていた。 そういう話をしていたら福岡県で女子小学生が殺害され、この文書を書いている最中に和歌山県で男子小学生が殺された。「数十秒目を離したスキに…」「自宅のすぐそばで…」と報じられるので、うちのつれあいとかはもう四六時中娘に張り付いてないといけないかのような思いにとらわれている。 日中、そして先進国で犯罪は減っている 福岡市では犯罪が減っている。2002年をピークにして半分くらいに減っている。 日全国で同じような傾向をたどっている。 さらにいうと先進国全体で犯罪は減っている。 最初にそのことを知ったのは2013年7月3日の英誌「エコノミスト」の記事だった。それで関

    『犯罪社会学研究』第38号 - 紙屋研究所
  • 今年の本 私の10冊 : 陽平ドットコム〜試みの水平線〜 

    【プロフィール】常見陽平(つねみようへい) 身長175センチ 体重85キロ 千葉商科大学国際教養学部准教授/いしかわUIターン応援団長/働き方評論家/社会格闘家 北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業、同大学大学院社会学研究科修士課程修了(社会学修士)。リクルート、バンダイ、ベンチャー企業、フリーランス活動を経て2015年4月より千葉商科大学国際教養学部専任講師(現:准教授)。専攻は労働社会学。大学生の就職活動、労使関係、労働問題、キャリア論、若者論を中心に、執筆・講演など幅広く活動中。平成29年参議院国民生活・経済に関する調査会参考人、平成30年参議院経済産業委員会参考人、厚生労働省「多様な選考・採用機会の拡大に向けた検討会」参考人、「今後の若年者雇用に関する研究会」委員、第56回関西財界セミナー問題提起者などを務め、政策に関する提言も行っている。 執筆・講演のご依頼、お問い合わせなどはy

    今年の本 私の10冊 : 陽平ドットコム〜試みの水平線〜 
  • 『橋爪大三郎のマルクス講義』 - 紙屋研究所

    にゃかにゃか気持ち悪いであった。 微妙に合っているけど、微妙に(または大幅に)間違っているから。おまけにインタビュアーも、 はい。ちょっとかじり読みしたことを、知ったふうに口走ってしまいました。(書p.150) って何だよ。 たとえば橋爪のマルクス評価は「ニュートンに匹敵する」(書p.48)という高いものであるが、そう評価したすぐ後に、正規と非正規の問題、正社員と派遣労働者の問題、すなわち格差の問題は「こういうふうになっていない」(書p.49)というのである。なぜなら「マルクスのモデルは、同一労働同一賃金」(同)だからだと。 橋爪は別のところでもくり返しこの問題にふれていて、マルクスは「すべての労働は単純労働に一元化されていて、労働の質は無視されていて、時間で測れる」(書p.134)とか、「すべての労働は同一・同質で、複雑労働とか技術労働とかは一切ないと考える」(書p.154)

    『橋爪大三郎のマルクス講義』 - 紙屋研究所
  • 2013年のビジネス書No.1はこれに決まり!たくさんの人に届け!『ゼロ』 - HONZ

    今年のビジネス書No.1はこれで決まり!読み終わった瞬間にそう確信した。このはぜひともたくさんの人に読んでほしい。いやたくさんの人に届けなくてはいけない。書店員である私は勝手にそういう使命に燃えている。 むかし、とある人に「あなたが売ったその1冊のが、その人の人生を変えるかもしれない。あなたたちはそういうものを売っているのです。」と言われ、私はそれを胸に働いている。そう、このはきっと多くの人生を変えるはずである。それだけの力をこのは持っていると、私は信じている。だから騙されたと思ってぜひ読んでほしい。読んだことを決して後悔はさせないから……。 もし、あなたが「変わりたい」と願っているのなら、僕のアドバイスはひとつだ。 ゼロの自分にイチをたそう。 掛け算を目指さず、足し算からはじめよう。 僕は働くことを通じて、自分に足し算していった。仕事という足し算を通じて、つまらない常識から自由に

    2013年のビジネス書No.1はこれに決まり!たくさんの人に届け!『ゼロ』 - HONZ
  • 【書評】日韓関係の刺を抜く可能性 『独島中毒 韓国人の異常な愛情』高月靖著+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

    「慶尚北道陵郡陵邑独島里 東経百三十二 北緯三十七 平均気温十二度 降水量は千三百 独島は我らの地」。韓国人なら誰でもリズムをつけて歌える「独島ヌン ウリタン(独島は我らの地)」という曲の一節である。ロンドン五輪のサッカー日韓戦で、韓国人選手が掲げて国際的にも問題になった。 所在地や気象条件など事実を淡々と連ねているだけのようである。だが、行政区域の変更に伴い歌詞も変わり、それだけ「独島」に対して韓国が「主権を行使」しているという思いを強めていく。毎日何気なく見聞きする天気予報や地図は政治教育そのもので、「私たち」の想像力をかたちづくる。「竹島をめぐって日韓の間には領有権紛争が存在する」という主張でさえ、「妄言」として映るのにはそれなりに理由がある。

    onotom
    onotom 2013/06/16
    "毎日何気なく見聞きする天気予報や地図は政治教育そのもので、「私たち」の想像力をかたちづくる"
  • 『ベースボール労働移民』 | 荒野に向かって、吼えない…

    石原豊一著 『ベースボール労働移民  メジャーリーグから「野球不毛の地」まで』 「ベースボール・レジーム」の下で何が起こるのかについて著者はこう説明している。「野球というスポーツが資との結びつきを強め世界中に普及していくことは、普及先のローカルなゲームを衰退、もしくは消滅させ、普及先を安価な労働力である選手育成の地、またはマーケティング先へと変貌させることを意味する」(p.67)。 書の内容を一言で表すなら、「グローバリゼーション」の一形態としての野球、あるいは野球を通して見る「グローバリゼーション」ということになろうか。こう書くと堅苦しい内容だと思われるかもしれないが(博士論文などが元になっているのでそういう部分もあるが)、世界の野球事情について興味のある人にも面白く読めるところは多いだろう。 野球と聞くとその発祥の地であるアメリカ合衆国が現在に至るまで圧倒的なヘゲモニーを握ってきた

  • 都築響一「ヒップホップの詩人たち」書評 切実でリアルな「路傍の現代詩」|好書好日

    パイオニア、アンダーグラウンド、気鋭の若手まで―孤高の言葉を刻むラッパー=現代詩人15人の肖像。【「BOOK」データベースの商品解説】刺激的な音楽は、東京ではなく地方から… ヒップホップの詩人たち [著]都築響一 前著『夜露死苦現代詩』の末尾近くで、著者は日語ラッパーのダースレイダーに取材し、彼の詩を紹介した。いまや多くのラッパーはフリースタイルと呼ばれる即興詩(しかも脚韻を踏む)をリズムに乗せて繰り出し、「からだと直結した言葉」を紡ぐ。 そうしたラッパーたちの生い立ちと、そこからひねり出される切実な詩の世界を丹念に追ったのが今回の『ヒップホップの詩人たち』である。 近世までは俳諧や和歌の他に例えば狂歌があり、いわばストリートに匿名の歌が貼り出され、誰とも知れぬ者が社会や人物を嘲笑していた。現代のラップ用語で言えば痛快に“ディスっていた”わけだ。 しかし文明開化の過程でそうした反抗精神も

    都築響一「ヒップホップの詩人たち」書評 切実でリアルな「路傍の現代詩」|好書好日
  • 藝人春秋を読んだ - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)

    水道橋博士の話題の書、『藝人春秋』を読んだ。読む前に評判の声を各方面から聞いていたので、いまさらそこへ踏み込むのも気が引けるなあと、逡巡しつつ読んでみることになったが、そんな心配は杞憂だった。たしかにこれはすごい。 藝人春秋 作者: 水道橋博士出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/12メディア: 単行購入: 54人 クリック: 1,028回この商品を含むブログ (69件) を見る書は、博士が師匠として選んだビートたけしを筆頭に、兄弟子のそのまんま東、芸人の先輩であり俳優でもある石倉三郎、芸能界最強のアナウンサーと噂される草野仁、ホリエモンこと堀江貴文、バカみたいに天才過ぎる苫米地英人、他にもテリー伊藤、ポール牧、稲川淳二、甲ヒロトなどといった芸人(コメディアンではない人も含まれるが、芸能人もしくはエンターテイナーと解釈すれば万事オーケー)たちの逸話集だ。 漫才師を業とする

    藝人春秋を読んだ - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)
  • 何気に今年、一番よかった自由な働き方本 『サブカルで食う』 : 陽平ドットコム〜試みの水平線〜 

    【プロフィール】常見陽平(つねみようへい) 身長175センチ 体重85キロ 千葉商科大学国際教養学部准教授/いしかわUIターン応援団長/働き方評論家/社会格闘家 北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業、同大学大学院社会学研究科修士課程修了(社会学修士)。リクルート、バンダイ、ベンチャー企業、フリーランス活動を経て2015年4月より千葉商科大学国際教養学部専任講師(現:准教授)。専攻は労働社会学。大学生の就職活動、労使関係、労働問題、キャリア論、若者論を中心に、執筆・講演など幅広く活動中。平成29年参議院国民生活・経済に関する調査会参考人、平成30年参議院経済産業委員会参考人、厚生労働省「多様な選考・採用機会の拡大に向けた検討会」参考人、「今後の若年者雇用に関する研究会」委員、第56回関西財界セミナー問題提起者などを務め、政策に関する提言も行っている。 執筆・講演のご依頼、お問い合わせなどはy

    何気に今年、一番よかった自由な働き方本 『サブカルで食う』 : 陽平ドットコム〜試みの水平線〜 
  • 発表!2012年 私の10冊 : 陽平ドットコム〜試みの水平線〜 

    【プロフィール】常見陽平(つねみようへい) 身長175センチ 体重85キロ 千葉商科大学国際教養学部准教授/いしかわUIターン応援団長/働き方評論家/社会格闘家 北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業、同大学大学院社会学研究科修士課程修了(社会学修士)。リクルート、バンダイ、ベンチャー企業、フリーランス活動を経て2015年4月より千葉商科大学国際教養学部専任講師(現:准教授)。専攻は労働社会学。大学生の就職活動、労使関係、労働問題、キャリア論、若者論を中心に、執筆・講演など幅広く活動中。平成29年参議院国民生活・経済に関する調査会参考人、平成30年参議院経済産業委員会参考人、厚生労働省「多様な選考・採用機会の拡大に向けた検討会」参考人、「今後の若年者雇用に関する研究会」委員、第56回関西財界セミナー問題提起者などを務め、政策に関する提言も行っている。 執筆・講演のご依頼、お問い合わせなどはy

    発表!2012年 私の10冊 : 陽平ドットコム〜試みの水平線〜 
  • 1