【8月11日 AFP】カナダ外務省のブリアンヌ・マックスウェル(Brianne Maxwell)報道官は10日、キューバに駐在するカナダの外交官1人が聴力の低下で治療を受けていると明らかにし、米国、キューバと共に原因究明を急いでいると述べた。 これに先立ち、在キューバ米大使館の多くのスタッフが同様の症状を見せ、首都ハバナ(Havana)から退去したことが明らかにされていた。 複数の米当局者はCNNに対し、米大使館職員らが住居の中あるいは外で、可聴範囲外の音を出す音響装置による攻撃を受けた可能性もあると語った。攻撃をしたのがキューバなのか別の国なのかは不明だという。 米国務省は9日、最初に症状が報告されたのは、昨年末だと発表した。通常の健康問題でない恐れがあることは、すぐには分からなかったという。 この問題で今年5月、キューバの外交官2人が米国から退去処分を受けた。キューバ政府は退去処分に反