プロパガンダを目的としたボットネットの運用に、生成AIが使用されていた疑いが浮上している。 あるボットネットでは、「AI言語モデルとして(As an AI language model)」というお決まりのフレーズポストにが残っていたため、ChatGPTだと判明したが、気づかれない形で生成AIが活用されている可能性は高い。 より巧妙に活動するボットネットと、取り締まりの労力を惜しむX社の姿勢を考えると、ユーザー自身が用心する以外にない。 (小林 啓倫:経営コンサルタント) 人間が書いたとしか思えないような、高度な文章を生成できる対話型AI「ChatGPT」。このサービスがリリースされたとき、スパムなどの詐欺行為に悪用されるのではないか、という懸念の声が各所からあげられた。 その懸念を裏付けるような事例も報告され始めている。実際に、大規模なボットネットの運用にChatGPTが利用されていた疑い
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