世界の経営幹部のコロナ対応。日本は先行きに悲観的。消費行動変容を重視、テレワーク進めず諸外国と格差 2020年09月08日 06:29 新型コロナ感染症パンデミックの終息は当初、最短でも2~3年かかると言われていたが、世界中の科学者の精力的研究によってワクチン開発にも目途が立ち当初のスケジュールより早めの終息の見通しが出てきたと言える。 とはいえ、新型コロナが消え去り全く元の状態に戻ると言うことではない。アフターコロナ、ポストコロナなどとも言われているがコロナの存在を前提にサプライチェーンの見直しが唱えられるなどグローバル化減速の懸念も出てきている。そうした時代に向けて世界の経営層はどのような見通しを持ち対策を考えているのであろうか。 3日、日本生産性本部が米国コンファレンスボードとの共同調査「世界経営幹部意識調査『ポストコロナの世界と企業経営』」を基に、新型コロナの企業経営に与える長期的