フジテレビの番組に出演し、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)問題に言及した際にキレたことから「放送事故だ!!」とインターネット上で話題となった中野剛志氏が、TPP問題について説明しています。 そもそもTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)とは、加盟国の間で工業品、農業品を含む全品目の関税を撤廃し、政府調達(国や自治体による公共事業や物品・サービスの購入など)、知的財産権、労働規制、金融、医療サービスなどにおけるすべての非関税障壁を撤廃し自由化する協定です。 このため、日本から輸出しているものに関しては、輸出先で価格が安くなるためより輸出しやすくなり、逆に輸入しているものは、日本での価格が安くなるためより輸入しやすくなるということが言えます。 TPPについては賛成派と反対派がおり、賛成派は主に「工業製品の輸出がしやすくなるため良い」という意見を持ち、反対派は「海外からの農作物の流入により国内