読み切り作品。第49回赤塚賞準入選作品。 劉備玄徳(りゅうびげんとく) 中国に実在した歴史的人物。天下統一という夢のため、中国史の中でも有名な戦いである「赤壁の戦い」で、孫権(金星人)と手を組んで曹操(火星人)を倒そうとする。しかし人間関係に恵まれておらず、三顧の礼で迎えたはずの軍師・孔明や義兄弟の関羽などの部下達に馬鹿にされている。唯一玄徳の戦力として与えられた兵士一名は餓死寸前の死に体ながら玄徳を慕っているほか意識が朦朧としながらも孫権の正体を正しく認識している等まともだが、赤壁の戦い時にろくに戦えないまま死亡した。就寝時にエミリーという人形を愛用しており、自分の裏声で声を演じている。 孫権(金星人)、曹操(火星人) 実在した歴史的人物。劉備玄徳が孫権の元を訪れた時には、既に宇宙人が軍を支配していた。容姿は宇宙人そのものなので不審に思う人間もいたが、そのことを口にした人間は一人残らず脳