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2019年7月8日のブックマーク (2件)

  • タイラー・コーエン「いたるところに市場あり:日本のカーレンタル編」(2019年7月8日)

    [Tyler Cowen, “Japanese car rental markets in everything,” Marginal Revolution, July 8, 2019] 車を借りるといっても,べつに運転するためじゃない場合もある: 同社の調査に回答した人のなかには,こんな人もいた.昼寝の場所にするために借りていったり,仕事場に使うために借りていく人たちがいましたよ.また,近くのコインロッカーが全て塞がっているときにカバンその他の手荷物を収納するために車を借りたという人もいる. 2011年の大震災と津波に見舞われたあと,レンタルカーは携帯電話の充電にも利用された. 「コンビニで買った弁当をべるのに車を借りました.他に昼飯をべられる場所が見つけられなかったもので.」 そう語るのは東京に近い埼玉県に住む会社従業員の31歳男性だ. 「いつもなら,うちのお客さんに会いに行くとき

    タイラー・コーエン「いたるところに市場あり:日本のカーレンタル編」(2019年7月8日)
  • G.オッタヴィアノ「経済地理の逆襲:ヨーロッパの地域格差と選挙動向」(2019年7月3日)

    [Gianmarco Ottaviano, “The economic geography of sovereignist Europe,” VoxEU, July 3, 2019] 経済地理が逆襲しつつある――グローバル化の時代に「距離は死滅する」とお手軽な論議が20年ほど続いてきたが,みんなの生活水準が上がっていく世界という約束は,各国内部の地域差のしぶとさによって突きつけられる挑戦はますます強まってきている.多くの人々や企業が地理的に流動的でないかぎり――そして地理的に流動的な人々がおうおうにして高技能で生産的な人々や企業であったりするかぎり――遠く離れた人々どうしのやりとりがさらに簡単になっても,集積の経済は弱められるどころか,むしろ強化される.この角度から見たとき,ヨーロッパで近年見られる選挙傾向は驚くほどよく理解できる. 計量経済分析から,EU から離脱するかどうかをめぐるイギ

    G.オッタヴィアノ「経済地理の逆襲:ヨーロッパの地域格差と選挙動向」(2019年7月3日)